もはや「売れっ子キャスター」どころではない。美女アナのパワフルな活躍を支えているのは右肩上がりのギョーカイ支持率。舞台裏では、老いも若きも男をメロメロにする濃厚フェロモンを発散させていた。
今年のテレビ出演本数ランキング(ニホンモニター調べ)で全タレント中5位、女性部門ではハリセンボン・近藤春菜に次ぐ2位に輝いたのは、フリーアナウンサーの新井恵理那(29)。上半期の同ランキングでは女性1位だっただけに、「次期女王」の筆頭候補と言っていい。
「月曜から金曜まで朝の帯番組(『グッド!モーニング』テレビ朝日系)に出演していることが大きいですが、近年はMCやアシスタントを務める番組、単発のゲスト出演も一気に増えました。特にハマっているのはテレ朝で、出演番組が打ち切りになってもあとの同枠の新番組に彼女だけが続けて出演する、そんなケースまであるぐらいです」(エンタメ誌記者)
レギュラー継続のウルトラCを可能にしたのは、ひとえに新井の「男ころがしテク」のたまものだろう。番組プロデューサーに「食事のお誘い」の丁寧な手紙を出し、現場スタッフには手料理を差し入れるなど、数々の「おもてなし」をアサ芸は報じてきた。その一端を実体験したのは、ベテラン芸能レポーターの佐々木博之氏だ。
「共演時、彼女が段取りをトチッて、私が同じような内容のコメントを繰り返さなければならなくなりました。でも、スタッフは彼女が何かミスしても、まったく怒らないんですよ。天然っぽい雰囲気で、間違っていてもかわいくて、終了後に謝りに来た際には、私もついつい『全然いいですよ』と返していました(笑)」
新井の所属事務所には、同じくフリーアナの川田裕美(36)がいるが、元局アナのキャリアに裏打ちされたトークやMCのスキルではとうてい及ばない。だが新井には、それをカバーして余りあるナマのルックスや性格のよさがあるという。佐々木氏もそんな印象にゾッコンの一人で、
「番組スタッフと話していると、『新井さんってホントにかわいいでしょ』とデレデレしている。仕事上のゲストである出演者に向かってベタボメするなんて聞いたことがありません。とにかく男性スタッフの人心掌握は完璧。どの局も彼女の熱烈なファンだらけです」
その影響下にあるのはスタッフだけではない。
「所ジョージや爆笑問題の番組ではレギュラーとしてかわいがられており、ゲスト出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも『さんまさんのせいで(男の理想が高くなって)好きな人ができなくなりました』と語るなど、大物の扱いにもたけているようです」(エンタメ誌記者)
大御所からの「ご指名」はますます増えそうだ。