12月12日に81歳で亡くなった俳優・梅宮辰夫さんの訃報を受け、多くの芸能人が追悼のコメントを発している。35年来の付き合いがある和田アキ子も梅宮さんとの思い出に触れていたが、そのコメントに対して世間から「意味がわからない!」と困惑の声があがっているという。
和田の追悼コメントによると、84~85年放送の「スクール☆ウォーズ」(TBS系)で梅宮さんと夫婦役を演じて以来、〈ずっとかわいがっていただいて、私はアンちゃんって呼ばせてもらっていました〉という。そんな思い出を披露したうえで和田は〈あの頃いつも遊んでくれた新伍ちゃんも(安岡)力也もアンちゃんも、みんな亡くなっちゃって…。また電話番号消すのが辛いです、心からご冥福をお祈り申し上げます〉と故人を悼んでいたが、この部分に疑問が寄せられているというのだ。
「35年にもわたって親しくしていた友人が亡くなったからといって、その電話番号をケータイから消したりするものでしょうか?むしろケータイに残っている通話履歴を見返しては、在りし日の思い出に浸ったりするものでしょう。しかし和田は電話番号を消したうえで、それを『辛いです』と悲しんでいるのだからワケがわかりません。その行動に理解を示す人はほとんどいないんじゃないですか」(芸能記者)
そんな批判に対しては、〈和田のコメントはあくまで比喩であり、本当に消すわけないだろう〉などと、コメントの行間を読み取るべきとの反論も寄せられている。
「梅宮さん一人に言及しているならその可能性もありますが、和田は山城さんや安岡さんなどすでに鬼籍に入った俳優の名前もあげつつ、『また電話番号消す』と説明しています。この“また”という言葉により、これまでにも故人の電話番号を消去してきたことを告白したも同然です。もしかしたら和田は、亡くなった方々の電話番号をそのままにしておくことのほうが追悼の意に反するとの信念を持っているのかもしれませんが、それは社会通念に照らすと違和感が残ってしまいますね」(前出・芸能記者)
和田の反応には〈ドライすぎる〉との声も出ているようだ。もちろん、和田が梅宮さんの訃報を本当に悲しんでいることに疑いの余地はないのだが…。
(金田麻有)