西関脇は、結婚でイメージがガラリと変わった新川優愛が入った。ベテラン漫談師・ユリオカ超特Q氏もベタ褒めだ。
「ロケバスの運転手に自分から声をかけたというフックが効いて、それまでの『顔が小さいモデル女優』というイメージから急に親しみがわきました。ダンナさんの顔を絵に描いたら、それがとんでもなくヘタで、一斉にツッコミを入れられる余地を残しています」
東の小結は、宝塚出身でドラマ女王の一人である天海祐希だ。前出・ユリオカ氏が続ける。
「天海さんはものまねが大好きで、僕らも出させていただいている『マネもの』(フジテレビ系)の司会も関根勤さん、小堺一機さんと一緒にやっています。どのネタにも涙を流しながら大笑いして的確なコメントを入れてくれるのは、芸人にとってありがたいこと。江角マキコが引退したあと、女優系のしゃべり手としては独壇場ですね」
三役でしんがりとなるのは西小結の長澤まさみだ。
「ドラマで共演した明石家さんまも『打ち上げでいつも大爆笑とりよる』と絶賛していました。さんまが『ちょっと顔にシワできてきたな』と振ると、長澤は『そんなわけない。(鏡取り出して)ホンマや!』と抜群の呼吸を見せました」(芸能評論家・織田祐二氏)
さらに事務所の先輩・高嶋政宏が女性用おもちゃを勧め、「使ったら感想を聞かせてくれ」と重ねると、間髪入れず「やらねえよ!うるせえよ!」と返すコメディエンヌぶりである。
このところ艶ボディを解禁している長澤だが、笑いの才能も解き放したようだ。
前頭にも意外な顔ぶれが並ぶ──。