昨年、後輩芸人に対する数々のパワハラが露呈し、事実上の活動休止状態に入っていたお笑いコンビ「TKO」の木下隆行が、超人気の特番に出演していた!?問題のその場面に一部の視聴者から驚きの声があがっていたという。
「木下はよゐこ・濱口優の結婚パーティーで集金した会費を着服した疑惑が報じられたほか、その件をライブでイジったオジンオズボーンの篠宮暁に中身入りのペットボトルを投げつけ、左目を負傷させるという悪質な行為も明らかになりました。また番組の企画で木下をイジったクロちゃんに土下座を強要したうえに頭を靴で踏みつけるなど、先輩の威光を笠に着たパワハラ疑惑が噴出。本人は記者会見も開かずに雲隠れ同然ですが、事実上の活動休止に追い込まれています。もし疑惑が事実なら、後輩芸人へのパワハラ体質は一朝一夕に改まるものではないので、たとえ活動復帰を果たしても、以前のような活躍は難しいかもしれません」(芸能ライター)
そんな孤立無援状態の木下が、まさか年末の超人気特番に出演できるとも思えないが、いったいどんな場面だったのだろうか。
「大みそかの『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)にて、木下が13秒ほど画面に映ったのですが、気づかなかった視聴者も多かったようです。それは《特別授業脱出ゲーム 正解しないとミイラに!》というコーナーで、ダウンタウンの二人が《ハリウッドスターの名前当て問題》に挑戦した時のこと。ここではケンドーコバヤシが『去年の大晦日 松本に出題したあのクイズだ。しかも去年とまったく同じものを用意した』と説明し、去年の模様をプレイバック。ガラス張りの部屋に閉じ込められた松本に、木下が問題を出すという場面でした。あくまで再放送なので厳密には“出演”ではないものの、視聴者のなかには《ウソ!木下出てるやん!?》と驚いた人もいたようです」(前出・芸能ライター)
同シーンでの木下はギョロ目の模型を装着しており、ぱっと見では木下だと気が付かなかった視聴者も少なくなかったようだ。逆に言えば変装状態だったからこそ、制作陣としても木下を画面に映すことができたのかもしれない。いずれにせよ“昨年のシーンを再放送”という場面でしかテレビに映らないというのが、木下の現状を示しているのは確かだろう。
(金田麻有)