動画配信サービス大手のネットフリックスが1月30日、人気マンガ「ONE PIECE」(ワンピース)を全世界独占で製作・配信すると発表した。1シーズン全10話の実写ドラマとなり、ドラマ「プリズン・ブレイク」などを手掛けたアメリカのトゥモロースタジオが製作を担当する。
「17年7月にはすでに、ワンピースの公式ツイッターが『ONE PIECEのハリウッド版実写ドラマ化が決定いたしました!』と発表。そして今回、配信元と製作規模が明らかになったことで、ファンの期待も高まっています。中でも原作ファンが期待しているのは配役で、ヒロインのナミが誰になるのかは最大級の関心事ですね」(映画ライター)
20歳のナミは170センチの長身でウェストは58センチというスレンダーながら、バストは98センチのJカップというまさに絵に描いたようなナイスバディの持ち主。そのナミに扮するレイヤーは少なくないものの、ほとんどはお胸が残念なことになっているか、バストはクリアできても腹回りに油断が出まくるなど、難易度が高すぎることで知られている。
その一方で、18年の大晦日に放送が始まったインディードのテレビCMでは、巨胸モデルの泉里香がナミ役に挑戦。ウソのように盛り上がるバストに視聴者からは〈リアルナミだ!〉〈こんなスタイルの女性が本当にいるなんて…〉と喜びと驚きの声が続出したものだった。
「それゆえ実写版ワンピースでのナミには『泉里香を超えること』という、難易度の高い配役が求められます。アメリカ人女優ならバストのサイズはクリアできそうですが、激細のクビレときゅっとしまったヒップとのトリプルコンボを兼ね備える女優はそうそういるものではありません。これで制作陣がうっかり、貧胸の女優を配役した日には《絶対に認めない》《こんなのは断じてナミではない!》《それなら泉里香にしろ!》といった大ブーイングが巻き起こることは確実です」(前出・映画ライター)
巨胸キャラを巡っては13年放送のドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)にて、ヒロインで巨胸の書店主を、そうとは残念ながら言い難い剛力彩芽が演じ、原作ファンからの激烈な批判を浴びてしまった一件が有名だ。よもやネットフリックスが“童顔でスレンダー”を重視して、貧胸女優を起用するようなことがないことをファンは願うばかりだろう。
(金田麻有)