芸能

嵐のメンバーも興味津々!スーパー歌舞伎「ワンピース」の評判は?

20151024onepiece

 10月15日放送の「VS嵐」(フジテレビ系)に、新橋演舞場で公演中の市川猿之助主演・歌舞伎版「ワンピース」の面々が登場。嵐とのバトルの合間に、漫画にまつわるトークを展開し、「松ジュンと相葉クンは全巻読んだって」「翔クンは10巻で、大野クンはチョッパーが旅立つところまで」と、嵐とワンピースのファンをおおいに喜ばせた。

 しかしこの歌舞伎、開演前から「ルフィやハンコックなど1人3役を演じるってどうよ?」という原作ファンから「歌舞伎で漫画?」という歌舞伎ファンまで、おおいに巷を騒がせていた。さて、開演後の評判は?

「さすが『ワンピース』のファンが多いだけあって、チケットは1等席以外完売。公演開始後の評判もまずまず好評のようです」

 とは、劇評も担当する総合雑誌の記者。

「『原作の世界じゃない』『微妙』『漫画のファンは見ないほうが』という原作ファンからの否定的な声や、『これは歌舞伎じゃない』という歌舞伎ファンの声もありますが、そもそもコラボというのは両方の世界観を合体させて新しい表現を作るもの。その意味で文句なく面白い」

 さらに、歌舞伎関連の著作も多い演劇評論家もこう評価する。

「スピード感のある立ち回りを含め、全編スペクタクル満載。“白浪五人男”風の名乗りや“先代萩”のパロディなどが盛り込まれてはいるけれど、歌舞伎とは違うものとして楽しめる」

 そういえば、先代・中村勘三郎は「オレたちひょうきん族」全盛の頃、舞台で「タケちゃんマン~!」と演じたこともあるとか。歌舞伎の本質は「何でもありの大パロディ」と考えると、この舞台、漫画、歌舞伎、それぞれの世界観から離れ、新しく生み出された表現を楽しんで観劇するのが正解なようだ。

(大門はな)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」