YouTube動画「カジサックの部屋(キングコング梶原雄太)」の1月24日に投稿された「【ノーカット】勝俣州和さんと30分おしゃべり一本勝負」にタレントの勝俣州和がゲスト出演した。
「出てないのは『大河ドラマ』と『情熱大陸』(TBS系)だけで、『日本レコード大賞』も『紅白歌合戦』も『朝ドラ』も『月9』も全部出た」と、ほとんどのテレビ番組に出演したと豪語する勝俣。勝俣はかつて、1988年に放送された「欽きらりん530!!」(日本テレビ系)のオーディションで欽ちゃんこと萩本欽一に見初められ、レギュラーを獲得。同番組にて結成されたユニット〈CHA-CHA〉ではアイドルとしても活動し、以後バラエティーのみならず、俳優としても活躍の場を広げていた。
そんな勝俣が、レギュラーを勝ち取った番組開始当時を振り返り、師匠でもある欽ちゃんの〈ハネる番組〉作りのただならぬ秘法について語った。
「欽ちゃん、番組が始まる前に、あみだくじを作ったんですよ。欽ちゃんはとても運を気にする人なんです。6カ月かけてオーディションやって、これから番組スタートするって時に、技術さんもカメラさんもディレクターさんも放送作家さんも全員あみだくじやるんです。もちろん、決まった僕たちレギュラー(タレント)も。それで、1個○描いて、1個×を描くんです。みんな名前書けって欽ちゃんが言って、『じゃあ×から行くぞ』ってやったら、意外と偉いカメラマンさんが当たっちゃって。その人に欽ちゃん『ごめんね外れて!』って。カメラマンさん、稽古場から出て行っちゃった。で、『○は?』ってやったら、オレ!『コイツを一番に推してけば、この番組はハネる』って欽ちゃん言って、『よしお前だ!』って。だから〈CHA-CHA〉のリーダーはオレ!」
梶原が「欽ちゃんにしてみれば、勝俣さんは持ってる男ってなってるんですね」と唸ると、「運ですよ」と勝俣は笑って見せた。
かつて、高視聴率番組を軒並みたたき出し、各番組の合計した視聴率の数字から〈100%男〉の異名を取った欽ちゃん。“欽ちゃんファミリー”から芸能界に大きく巣立っていったタレントは数多くいるが、皆が勝俣のように「○」に選ばれた男(女)だったのだろうか?欽ちゃんにその真意のほどを聞いてみたいものだ。
(ユーチューブライター・所ひで)