1月30日放送の「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)第4話で木下ほうかが見せた演技を絶賛する声が続出している。
木下が演じているのは、心(松下奈緒)らが勤める横浜みなと総合病院の腫瘍内科部長・阿久津。この日の放送では、夫を亡くしたばかりの心に「グリーフケア」という、親しい人が亡くなった人に対して医師が行う、悲しむことを肯定すること、悲しみを表現させること、死を受け入れるためのきっかけとなる儀式を行うことの大切さを、適度な距離感を保ちながらやさしく丁寧に説明。心に“気づき”を与えたのだ。
木下は「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ系)で演じる“イヤミ課長”を代表とする、他人をいびるキャラや、温厚そうな人物に見せて実は悪人といったブラックな役柄がハマると言われてきたが、「アライブ」第4話で見せた阿久津役がそれらの正反対だったのだ。
「ネット上では『白ほうかに泣かされた!』『白ほうかが真の姿で、黒ほうかが偽りの姿だったとしか思えない説得力』といった“白ほうか”のすばらしさを指摘する声が相次ぎました。木下はこれまで、悪党や意地悪な役しかオファーが来ないと嘆いていましたが、今回演じている阿久津で新境地を開拓できたのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
“白ほうか”演じる阿久津の今後の活躍から目が離せない。