今、「ポスト壇蜜&橋本マナミ」として、その名前が急浮上しているのは、今年デビュー20年になるグラドルでタレントの磯山さやか、その人だ。
「志村けんに気に入られて、番組に舞台にと必ずお声がかかるバラエティ対応能力の高さは知られていましたが、昨年は『4分間のマリーゴールド』(TBS系)を含む4本ものドラマにも出演と大忙し。それでも年に数回はグラビアで、ぷにぷにのFカップバストの深い渓谷を見せてくれる。オジサン世代の人気を維持したうえに、最近は広い世代にその素晴らしさが伝わってきたようですね」(芸能記者)
それにしても、「ポスト壇蜜&橋本マナミ」と言われるのは、ちょっと違うんじゃないだろうか? 彼女と長く担当したという、ある出版関係者はこう話す。
「壇蜜&橋本は、男の望む艶を文字通り体現してきた2人。そのキャラクターは作られた部分ももちろんあるでしょうけど、多くは本人のパーソナリティによるもので、非常にセルフプロデュース能力に優れていました。しかし、磯山さんは、自分から何かを提案するとか発信するというところはまったくない。実はヤル気もそんなにないんです(笑)」
つまり、常に受け身で、断れないまま何でもやっていたら、今のようになったというタイプだというが…。
「ただ、高校野球のマネージャー経験を買われて、ヤクルトの中継を担当した時は、毎日が胃の痛くなる日々だったようですが、これを投げ出さずにやりきったことが、彼女の大きな自信になっている。何を振られても、恥ずかしがりながらでもこなせるのは、そうした経緯が大きいのですが、さすがに壇蜜や橋本のような直球のいやらしさには“ノー”と言うでしょうね」(前出・出版関係者)
独自路線で行く36歳に、今後も大いに期待したい。
(露口正義)