NHK紅白歌合戦に3年連続出場している演歌歌手の丘みどりが、1月31日放送の「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)に出演。かつて大物演歌歌手の意外な一面に驚いたエピソードを明かした。
MCの上沼恵美子が「イビられたんと違う? やっぱりきつかったこともあるでしょう?」と質問。丘はデビューしたての頃、一つの大部屋を壁で仕切った楽屋に一人で入ったときの話を披露した。
「隣の部屋から怒鳴り声が聞こえてきて、『ホントいい加減にしなさいよ。あんたなんていますぐクビだからね!』とか言って、すごい怒っていらっしゃって。うわっ、どうしようと思って、(壁の)上が空いているの気づいてないと思って」と、咳払いなどで音を出したが、相手に気づいてもらえず、怒りが収まったタイミングで挨拶に行ったという。
挨拶すると、相手は「あら~みどりちゃん! おはようございます~」と対応。「その笑顔がめちゃ怖かったんです」と振り返った。
その相手とは、丘があこがれていた大先輩だといい、上沼が「石川さゆり?」「小林幸子か?」と聞くと、どちらも否定。ゲストのFUJIWARA藤本敏史が「“はい”とは言わないでしょう。だったとしても」と言うと、丘は「あ、もう言います」と両手で口を隠し、その名前を告白した。
もちろん音声はピー音で消されたが、スタジオは「えーっ!」という驚きの反応。それを聞いた上沼は「あーっ、大キライ」と顔をしかめてみせ、笑いを誘った。
上沼はその大御所の変わりようについて「みんな2面性、3面性、4面性はある。そうじゃないとこの世界渡っていけない」と言っていたが…。
それにしても丘がこんなぶっちゃけトークをするというのも意外な一面。同日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でも整形やヅラを見破る話など、ブラックな一面を見せていただけに、今後、歌手としてはもちろん、バラエティーでの活躍にもますます期待したい。
(鈴木十朗)