12月11日の「フライデーデジタル」が、宮根誠司がMCを務める情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に視聴者からの抗議が殺到していると報じた。キッカケは、同番組の行き過ぎた取材姿勢だという。
「11月、元KARAのク・ハラさんが韓国内の自宅で自死したことがわかった際、『ミヤネ屋』は彼女の自宅前から中継を行いました。記事によると、その際、表札や住所の番地まで画面に映ってしまい、ファンが大挙する事態になってしまったそうです。すると、番組には電話やメールなど、1000件を超えるクレームが来たとのことなんです」(テレビ誌記者)
また、MCの宮根は昨年、ハラさんの元交際相手との「リベンジ動画」騒動をパネルで説明した際、動画の再生マークを指で何度も押して笑いをとったことで、関東では「こういう関西ノリは本当に無理!」「関西では人気なのかもしれないけど、東京では放送しないでほしい」と批判が相次いだこともあった。
そんな関西のローカル番組といえば、上沼恵美子の番組も関東視聴者に合わなかったという。
「フジテレビは今年2月、夕方のドラマ再放送枠を中止し、関西のバラエティ番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)を平日に毎日放送するという改編を行いました。しかしこの番組は、関西チックな毒舌や愚痴がウリの内容であるため、視聴者から『下品な感じで苦手かも』『東京の私たちにはちょっと合わないかな…』とドン引きの声が殺到。わずか1カ月ほどで打ち切りとなったのです。そんな中、今回の宮根の騒動で、関西特有のノリがさらに敬遠される事態となっており、関西ローカル番組の東京進出はさらに厳しくなりそうです」(前出・テレビ誌記者)
昨今、裏の情報番組の「直撃Live グッディ!」(フジ系)にも視聴率が負けているという「ミヤネ屋」。はたして、このまま関東で生き残ることができるだろうか。