2月18日発売の「女性自身」で、唯一のテレビレギュラー番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)が、6月末で終了する方向で話が進んでいると報じられた、とんねるずの石橋貴明。
「たいむとんねる」は、18年4月にスタート。「大人のノスタルジーを刺激するトーク番組」として、石橋をMCに「松本隆ってすごい!」や「今年最後の名曲カバー歌謡祭」、「平成スポーツ史」、「俺が愛した車たち」などの内容を、深夜の時間帯に合わせたまったり具合で取り上げてきたが、視聴率は2~3%台をウロウロ。そうした低迷に加え、記事によれば石橋のギャラもネックになったという。
「23時台では、バナナマン、千鳥など人気MCでも1本30万円に対して、石橋の場合は100万円だといい、制作費を削らなければならない状況にあったといいます。番組開始からレギュラーを務めていたミッツ・マングローブが昨年4月から消えてしまったのも、制作費削減の一環だったそうです。フジの遠藤龍之介社長の意向もあり、以前から番組続行を上層部に訴えていた石橋の努力も実らず、打ち切りの方向で動いているとのこと」(芸能記者)
18年3月で、30年間続いた冠番組「みなさんのおかげでした」が終了。「たいむとんねる」は、その功労の意味でテレビにこだわる石橋に用意された枠とされていた。
「そもそも石橋は、今も君臨し続ける日枝久・フジサンケイグループ代表と昵懇の仲ということもあって、フジの宮内正喜前社長が日枝氏に忖度して『たいむとんねる』をねじ込みましたが、昨年6月に“保守”の一掃をかかげる遠藤氏が社長に就任したことで、一気に風向きが変わってしまった。今考えれば、テレビでの潮時を見定め、『たいむとんねる』で石橋の誘いを断ったとされる相方の木梨のほうが賢かったと言えるかもしれません」(夕刊紙記者)
「女性自身」によれば、今も各局に新企画を売り込み、テレビへの執着を見せているという石橋。これで落ち着きどころがYouTubeだったとしたら、イタすぎることこの上ないだろう。