お笑いコンビ「ブリリアン」のコージこと徳田浩至が、10年ぶりのアメフト挑戦だ。2月23日付のツイートで〈宣言。僕はアメフト復帰をします〉と明かしたのだ。ブランクの長さは懸念されるものの、本人は「少しくらいカラダを犠牲にしてもいい」との覚悟を示しており、「本当は何より人生が楽しい事になりそうだから」とそのワクワク感を明かしている。
「コージは法政大学アメフト部でキャプテンを務め、大学日本一を決める甲子園ボウルでの優勝歴も持つ有力選手でした。ただ、10年のブランクは相当に大きく、社会人『Xリーグ』のトップリーグであるX1のチームに入るのはほぼ絶望的。下位リーグの『X2』や『X3』のチーム入りを目指すものと思われます。現役当時は強烈なラッシュで相手選手をなぎ倒すディフェンスエンド(DE)というポジションを務め、体重は今より12キロ以上も重い94キロありました。現在の体格では社会人リーグでプレーするには厳しいものがあり、まずは増量にとりくむことになりそうです」(スポーツライター)
ともあれ真剣にアメフト復帰を図るなら、芸人仕事はかなりセーブすることになるはず。よほどの覚悟を決め手の決断であることは間違いないだろう。ただし、コージのアメフト挑戦には、別の意図も隠されているというのだ。お笑い系ライターがこんなふうに耳打ちする。
「ブリリアンは『with B』としてブルゾンちえみの大ブレイクを支えてきた存在。3月5~6日にはブルゾンの初単独ライブが開催され、そのグッズにもブリリアンが登場しています。しかし最近のブルゾンは本業のお笑いがすっかりおろそかになり、女優や文化人へとシフトしているご様子。ところが、水曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)ではまともなコメントもリアクションもできず、視聴者からすっかり呆れられています。そんなブルゾンにコージはもはや見切りをつけ、『オレらなしでもやっていけるんでしょ?』とばかりに三行半を叩きつけたのではないでしょうか。ふだんから後輩のコージに上から目線のブルゾンですが、年齢では3歳年下。これでコージがアメフト界を盛り上げてくれれば、もはや先輩面が失礼にすらなりかねません」
コージにとってはここから苦難の日々が始まるが、実はwith Bなしでは笑いが取れないとまで言われそうなブルゾンのほうこそ、ここからが正念場なのかもしれない。
(金田麻有)