お笑いコンビの「ブリリアン」と言えば、女芸人のブルゾンちえみを「with B」として支える長身かつ上半身むき出しのスタイルでおなじみ。ブルゾンとは同じ芸能事務所の先輩後輩という関係で、二人とも身長182センチという体格を見込まれ、養成所の卒業前にはすでにブルゾンと組むことが決まっていたという。
だが、このエピソードはあまり知られておらず、ブリリアンに出会った人たちからはブルゾンとの出会いについて質問されることも珍しくないという。そんなブリリアンで“ガタイがいいほう”のコージによると、最近はその出会いエピソードよりもはるかに多く聞かれる質問があるというのだ。スポーツ系ライターが語る。
「コージは7月7日スタートのドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に、社会人ラグビーチーム“アストロズ”の部員役でレギュラー出演。その出演について7月1日付の大学スポーツ応援サイト『4years.』で語っています。本人によるとラグビーに接するのは初めてだそうですが、以前から《ラグビーとアメフトって何が違うの?》と訊かれることが多かったとか。通算では200回を超え、ブルゾンとの出会いを訊かれた回数よりも多いんじゃないかと思っているそうです。コージは《防具を付けるのがアメフトで付けないのがラグビー》と答えていたそうですが、ラグビー経験がないことから150回目以降は《よく分からないんですよ》と答えているみたいですね」
そのコージは法政大学アメフト部でキャプテンを務め、学生王者決定戦の甲子園ボウルにも出場した経験を持つガチなアスリート。パッと見は似ているアメフトとラグビーだが、経験者にしてみれば、似て非なる競技であり、その違いを知る機会があればと考えていたという。
「それが今回のドラマ出演でラグビーと接することになり、しかも番組には元日本代表選手が何人も出演するというレベルの高さ。ちょっと体格がいい程度では練習シーンの撮影についていけないのは明らかなので、芸人きってのアスリートであるコージが選ばれたのでしょう。このドラマを通じてコージはラグビーの良さを勉強し、さらにはアメフトの発展にも力を尽くしていくとのことです」(前出・スポーツ系ライター)
「with B」としての活躍しか知らない視聴者にとっては、コージのプレーぶりはさぞや新鮮に見えるに違いないだろう。
(金田麻有)