女優・真矢ミキは今年4月期、石原さとみ主演の連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)に出演。新型コロナウィルスの感染拡大により放送開始が延期となっているものの、石原の上司役を好演していると話題だ。夏にはミュージカル出演が控えるなど、昨秋、約4年半にわたって出演していた情報番組「ビビット」(TBS系)が終了して以降、本職である女優としての活躍の場を広げている。
そればかりか、現在の真矢はそれ以上の重責を担っているというのである。
スポーツ紙の芸能デスクは語る。
「真矢が15年から所属する事務所『オスカープロモーション』は近年、大量の社員が辞める騒動がありましたが、ここに来て看板女優の米倉涼子をはじめ、忽那汐里、岡田結実、ヨンアなど所属タレントの退社も相次いでいる。そうした中、人気、実力はもちろん、性格もよく、努力家として知られる真矢には、救世主として事務所の期待が大きくなっているんです」
要は、女優にとどまらずバラエティや情報番組にも対応できるバイプレイヤーと目されていた真矢が、事務所の完全な中核に躍り出たというわけだ。そもそも好感度は高く、「KOSE」「パナソニック」「ライオン」など、長きにわたって数多くのCMに引っ張りだこである。
とはいえ、米倉の穴を埋めるほどの活躍を課せられるという見方には違和感を覚える向きもあるかもしれない。
「いや、真矢の魅力は何といっても振り幅の広さです。役柄で言えば、母親役から、クラブのママ、デキる上司など演じられる役の幅がとにかく広い。そのベースは宝塚時代ですよ。古い慣習を打ち破り新たなスター像を確立したことから『ヅカの革命児』と呼ばれた。現在のイメージ以上に、宝塚出身で言えば、彼女は黒木瞳や天海祐希を凌ぐ大女優なんです」(前出・スポーツ紙デスク)
真矢が大女優として覚醒する機運が高まる軌跡を4月21日発売の週刊アサヒ芸能4月30日号で詳細にレポートしている。