4月19日、ゆきぽよこと木村有希が「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演した際の発言が、物議を醸している。
ゆきぽよは、番組で新型コロナ感染拡大の最中、安倍総理が星野源の「うちで踊ろう」動画にコラボして批判にさらされた件に触れた際、「これ初めて観たときに、安倍さんなりに国民に寄り添おうとしたんだなって、あ、可愛いなってホッコリしたんですよ。だから何でもかんでも安倍さんを批判するのって、安倍さんもかわいそうだなって」と発言。これがネット上で猛反発を買うこととなった。
「そもそも安倍総理が12日にあげたコラボ動画については、自宅で愛犬を抱いたりカップ片手にくつろぐ優雅な姿に《貴族かよ》《国民は苦労しているのに何様だ》《政治利用もはなはだしい》などと大炎上し、“アベノマスク”同様、“アベノコラボ”などとヤユされまくっているだけに、ゆきぽよの安倍総理擁護とも取れる発言にも、《こういうのが日本を滅ぼす》《社会問題に何の興味もないからこんな発言が出る》《アベへの擦り寄りが気持ち悪い》といったバッシングの声が一斉に上がったんです」(テレビウオッチャー)
しかし一方で、これらに対し多く上がったのが、ゆきぽよへの好意的な意見である。
「《こうした意見があってもいいのではないか》《一辺倒に国の批判ばかりするよりまだマシだろう》《ゆきぽよ、素直でいいよな》《安倍首相に可愛いとか、ムキになって叩く大人よりよっぽど冷静》といった称賛の声も上がっています。一見、ギャルの象徴のような容姿とぶっちゃけ過ぎのトークが波紋を呼ぶ彼女ですが、今回の発言内容の是非はともかく、世間、というよりメディアの風潮に流されることなく自分の意見を持っている点は、情報番組で調子を合わせる芸能人コメンテーターよりよっぽどマシという見方もできます。何より、その発言により物議を呼ぶこと自体、若者としての彼女の発信力が非常に強いということも言えるでしょうね」(週刊誌記者)
そんな意味で今回、ゆきぽよは、他のギャル系タレントやモデルから「頭一つ抜けた」印象をアピールできたかもしれない。