4月19日深夜に放送された、欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京系)でのロケ企画が波紋を呼んでいる。
メンバーの渡辺梨加と長沢菜々香が挑戦した「渡辺梨加パン屋修業の道」という企画で、 2人は無添加パンで有名な某ベーカリーの店主さんのもとでパンをつくることに。
店主はあらかじめ、「アイドルだからと言って甘えない」「パン職人として の自覚を持つ」「大きな声で返事をする」と約束事を提示したが、2人は最初からまともな返事ができず、店主は激怒。「もうやめよう」と言われてしまう。その後、謝罪して態度を改め、待機時間にみずから洗い物や掃除を申し出るなどして最後まで無事やり遂げることができた。店主は過去にもメディア出演経験があり、厳しいパン職人ということは知られていた が、ネット上では「いい社会勉強になっただろう」「正論すぎる」「よく言ってくれたと思う」と感謝するコメントが多い一方、一部の欅坂ファンが渡辺が修業したベーカリーのレビューサイト上で、批判的なコメントとともに低評価を付ける行為まで発生した。
「昨年、平成ノブシコブシの吉村崇が『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、共演NGタレントとして欅坂46の名前を挙げ、『こっちが気を使っていろいろやるのに返しが変』 『バラエティに関しては“参ったな”(という感じ)』と理由を説明して話題になりました。 欅坂は脱退した中心メンバーの平手友梨奈が物静かなキャラだったことがグループ全体に影響を及ぼしたのか、トークができるメンバーが少なく、バラエティ適性が低いのは大方が認めるところ。そういう積極性が見えにくい点を店主に改めて指摘された感はありましたね」(芸能ライター)
絶対的エースの平手が抜けて今後が不安視されているタイミングだっただけに、反響も大きくなったのかもしれない。が、今回の貴重ともいえる経験を活かして渡辺には、さらなる飛躍を遂げてほしいものだ。
(鈴木十朗)