相変わらずの落ち着きぶりを貫いたが、ファンからも心配の声?
欅坂46の渡辺梨加が4月2日に放送されたバラエティ番組「吉本坂46が売れるまでの全記録シーズン2」(テレビ東京系)に出演。あまりに物静かな出演態度に番組進行役の今田耕司からツッコまれる場面があった。同番組はよしもと所属タレント約6000人の中から選ばれたメンバーで結成されるアイドルグループ・吉本坂46の選考過程、結成の瞬間から成長などを追いかけるドキュメンタリー番組で、この日からはレギュラーメンバーが代わったシーズン2がスタート。シーズン2では今田、タカアンドトシ、さらに坂道グループの誰かがゲスト出演してスタジオでVTRを見守るが、渡辺がトップバッターとして番組に出演している。
そんな渡辺といえば、欅坂のレギュラー番組「欅って、書けない?」(テレビ東京系)でも、声が小さいことや、自分から積極的に発言するタイプではないためにリアクションが薄いことで、MC陣を困らせてきた。
案の定、「吉本坂46が‐」でもそのスタンスは同じ。オープニングトークで、今田とタカトシの2人が会話をする中、渡辺はそこに上手く入っていくことはできず。特にわかりやすい相づちを入れるわけでもなかったため、しばらくは渡辺抜きでトークが進んでいた。その後、今田らに話を振られ、トークにまざったものの、今田から「最初からよかったわけちゃうでしょ、欅も?」と質問されると、渡辺は「最初、ビックリしました」とやや脱線した返答を披露。これに今田は「欅? 欅がビックリしたの?」と理解に苦しみ、渡辺に同じ質問を再度するが、渡辺は両手で頭を触り困ったような素振りを見せ、うまく答えることができなかった。
これを見たトシが「あの…渡辺さんはしゃべらないっていうキャラなんですよ。ごめんなさい」と、渡辺のキャラクターを今田に説明して代わりに謝罪。その説明を聞いた今田は「マジかい! 何で来たんや!」と、渡辺にツッコんでいた。さらに番組途中でも吉本坂の面々が握手会に挑む様子がわかるVTRが放送された直後のスタジオトークで、「握手会で言われて一番うれしかった言葉って何?」という質問を受けるも、渡辺は「う~ん、う~ん、う~ん」と考える素振りを約10秒間続けていた。
そんな様子を見かねたトシがまたもや「じゃあホームページで紹介でしとくね」と助け船を出し、それに対して今田も再度、「甘やかしちゃダメだって!」と冗談ぽくではあるが、業界の先輩として注意を入れていた。
「『欅って、書けない?』で共演する土田晃之も『年長組が“ポンコツ”で、年の若い子たちがしっかりしている』と評していますが、それを象徴しているのが欅坂の最年長メンバーである渡辺でしょう。あまりに声が小さいことからスタジオ収録で一人だけピンマイクが装着される緊急処置を受けることもありました。また、欅坂加入前には就職活動で50連敗したというエピソードもありますから、質疑応答がうまくできないのも納得です」(アイドル誌ライター)
今回の渡辺の受け答えの様子を見た欅坂のファンからは「ぺーちゃん、相変わらずだな」「ぺーちゃんはこれでいい」「よく1人で出演したね! 頑張ったね」など渡辺のキャラを理解する声もあれば、「もっといろんな番組に出てほしいから頑張ってほしいな」「そろそろ変えていく努力をしてもいいんじゃないか」など、さらなる活躍を期待して、もっと頑張ってほしいといった声も見られるなど、ファンの声もすっかり割れているようだ。
「欅坂に加入して3年半が経ち、ゴールデンの人気トーク番組にゲストとして出演するメンバーも増えてきているわけですから、運営側としてもどうにか渡辺には頑張ってほしいという思いもあって、まずはその第一歩としてハードルが低い坂道グループ関連番組にキャスティングしたという思惑もあるはずです。欅坂ではすでに4名がソロ写真集を発売していますが、一番最初に写真集を発売したのも渡辺ですし、ビジュアルが抜群にいいため、期待されているメンバーであることは間違いありません。しかし、ビジュアルがいいだけでは、もとから欅坂を知る層はファンにすることできても、外部からの新規ファン獲得は難しいですからね」(前出・アイドル誌ライター)
昨年11月には2期生も加わり、後輩もできたこともあって、渡辺も“ポンコツキャラ”から「頼れるお姉さん枠」にシフトするには最適なタイミングでは?
(石田安竹)