「情報番組ならいざ知らず、さすがに報道番組のキャスターとなると、イメージの問題もあり、バラエティー番組やドラマへの出演は避けそうなものですが、それをみごとに両立させていますからね。芸能界でも稀有なマルチタレントと言えるでしょう」
スポーツ紙デスクが手放しでベタ褒めするのは、ホラン千秋(31)だ。
17年4月からキャスターを務めるTBSの報道番組『Nスタ』で、凛々しくニュースを読む一方で、バラエティーでは芸人相手に軽妙なトークをこなす。ホランの存在感は際立っているというのだ。キャスターとタレントの両面での活躍の原点となったのが、日本テレビ系報道番組「NEWS ZERO」への抜擢だ。
同番組は、桐谷美玲(30)や山岸舞彩(33)などの美人キャスターを起用してきたが、ホランも12年4月から1年間出演している。まさに、これがホランの飛躍のキッカケとなった。ところが、当時を知る日テレ関係者は意外な事実を明かす。
「当初、番組サイドは同じ事務所に所属する福山雅治のキャスターデビューを水面下で画策していたんです。そうした事務所との駆け引きの中で、代役としてホランの出演が決まった。だから、正直に言って、それほど期待された存在ではありませんでした。ところが、蓋を開けてみれば視聴者からのウケも良く、大きく株を上げたのです」
そんなホランのブレイクまでの長い下積時代。さらには、今では見られないVライン水着を披露した恥ずかしい仕事までを5月12日発売の週刊アサヒ芸能5月21日号が詳報している。