一方、民放局の4月改編でも「オンナの縄張り争い」は尽きない。
TBSは、タレントのホラン千秋(28)を「Nスタ」のキャスターに投入する。
「ホランは12年、『NEWS ZERO』(日テレ系)に抜擢された際、日テレサイドに、同じ所属事務所の福山雅治を月1で起用したい思惑があってバーターで入れ込まれたと言われた。学生時代から女子アナ志望で、アナウンサー試験を受けまくった過去もある彼女にとって屈辱だったでしょう。それでも、ハキハキとあいさつする姿は評判よく、回を重ねるごとにスタッフの信頼を得ていた」(日本テレビ関係者)
ところが、うまくいかなかったのである。
「放送を重ね、板にもついてきたやさき、例の女好きなプロデューサーが山岸舞彩を連れてきて、1年で降板させられたのは無念だったでしょう。当時、プロデューサーの“誘い”を拒んだからとも言われました」(前出・日本テレビ関係者)
今回、ついにリベンジの時がやってきたわけだ。一方で、こんな話も聞こえてきた。
「TBSは昨年ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の続編を秋にも放送したくて、主演・星野源と同じ事務所のホランを抱え込んだというのです」(芸能プロダクション関係者)
いやいや、キャスターに返り咲いた真の実力を見せつけてほしい!
さて、TBSといえば、フリーアナウンサー・夏目三久(32)が3月いっぱいで「あさチャン!」降板説が報じられ続けてきたが、一転、続投となっている。
「そもそも『あさチャン!』キャスター就任は、ホラン同様にTBSが同じ所属事務所の堺雅人にドラマ『半沢直樹』続編に登場してもらいたくて、駆け引きで回ってきたと言われます。ところが、年内にドラマはやらないことになった。TBSとしてはこのタイミングで、視聴率も伸びない夏目を切ってもおかしくなかったが、来年以降の続編放送というカードを握られて、切るに切れません。女優業にシフトしたかった夏目にしても、いいオファーがなく、定期収入となるキャスター残留は当然の結果です」(前出・芸能プロダクション関係者)