漫画やアニメのオタクであるとアピールするも、マニアから「にわかファン」「知ったか」扱いされている中川翔子。そんなしょこたんに続く第2の存在として、市川海老蔵にマニアの注目が集まっている。
海老蔵は5月18日、ブログで「週刊少年ジャンプ」での連載が終了した「鬼滅の刃」について語った。人気絶頂の中での連載終了について〈凄い判断。私は好き〉と絶賛。鳥山明の「ドラゴンボール」や尾田栄一郎の「ワンピース」、井上雄彦の「スラムダンク」、冨樫義博の「幽☆遊☆白書」などジャンプの名作を引き合いに出し、漫画の終了のあり方について語っている。
ずるずると連載を続けたドラゴンボールやワンピースよりも、〈ある程度 最初に構成したストーリーを完結して終わる感じ〉がするスラムダンクや幽☆遊☆白書、そして鬼滅の刃のほうが好きだと明かし、続けて〈私の中ではドラゴンボール フリーザで終わっていた〉と厳しい意見を述べた。
しかし、この一文にドラゴンボールファンから総ツッコミが入ったのだ。
「ファンなら誰しも知っていることですが、フリーザ編はべジータが地球へやって来たのち、むしろ連載を続けるための付け足しの位置にあります。海老蔵風に言うのであれば、『悟空とマジュニアが天下一武道会で戦った後で終わっていた』とするべきでしょう。この時、亀仙人の『最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ』の有名なコマもありますからね。海老蔵の『フリーザで終わってた』はファンにしてみれば赤面ものの発言で、ニワカくさいと言われても仕方ないでしょう」(漫画誌ライター)
さらにスラムダンクのファンからもツッコミが入っている。海老蔵はスラムダンクを「ある程度 最初に構成したストーリーを完結して終わる感じ」と評しているが、これは間違いなのだという。
「スラムダンクは“最初に構成したストーリーを完結させられずに終わった作品”だからです。これもファンなら周知の事実ですね。本来、スラムダンクは夏のインターハイで桜木花道の湘北高校が多くの強豪校と戦うはずでしたが、連載を続ける上で問題が起きたため、急きょ、優勝候補の秋田県山王工業高校と2回戦で戦ったんです。中途半端な終わり方をしたことは、漫画を読めば簡単にわかるものなんですが…」(前出・漫画誌ライター)
不名誉な称号を得る前に、海老蔵は漫画について黙っておいたほうがいいのかもしれない。