ついにファン待望の映画「キングダム」の続編を製作することが発表された。5月29日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)に山崎賢人と吉沢亮が出演。続編製作が決定したことを明らかにした。
映画「キングダム」は同名漫画を実写化。中国の春秋戦国時代を舞台に山崎賢人演じる奴隷の少年「信」が戦いの中で立身出世していく物語だ。興行収入57.3億円を記録する大ヒットとなった。
「山崎賢人に吉沢亮、本郷奏多と人気の若手俳優を起用し、長澤まさみや大沢たかおといった実力派が脇を固めました。漫画の実写化は『進撃の巨人』のように配役が疑問視されることが多いんですが、キングダムはファンに受け入れられました。それがヒットの要因の1つです」(エンタメ誌ライター)
それだけに続編のキャスティングも注目が集まっている。中でも特に関心を集めているのは、キングダムのヒロイン的存在である「羌カイ」だ。
羌カイは殺しを生業にする一族の主として育てられた少女で、信の舞台の副将を務める。圧倒的な戦闘能力を持ちながら、見た目は美少女というギャップで人気。原作では信といい関係になる描写もある。
漫画の連載10周年を記念して作られた実写動画があり、これは世界ジュニア武術選手権で金メダルを獲得したアクション女優の山本千尋が演じている。この動画で主役の信を演じたのは山崎賢人。山崎が映画でも起用されているだけに、山本がそのまま羌カイ役に収まる可能性もありそうだ。
「前作があれだけヒットし注目を集めたので、続編に出たいという女優はいくらでもいます。事務所も所属する女優を羌カイ役にねじ込みたいはず。続編はそれなりに名前のある女優になるのではないでしょうか。アクション面が心配ですが、楊端和を演じた長澤まさみは決してアクションができるわけではないものの、問題にはなりませんでした。それなりに運動神経があれば、十分演じられるはずです」(前出・エンタメ誌ライター)
原作のファンの間では続編製作発表とともに、役の予想が盛んになっている羌カイ。挙げられた名前を見ていくと、葵わかな、森七菜、土屋太鳳、上白石萌音、浜辺美波など。はたしてどうなるだろうか。