ツッコミどころ満載のキャストだが、特に批判が集まったのはあのキャスト!?
累計発行部数3600万部超を誇る原泰久氏の人気漫画「キングダム」の実写映画が山崎賢人主演で来年4月に公開されることが発表された。同作は紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に山崎演じる戦災孤児の少年・信が「天下の大将軍」を目指していくという歴史大河作品。山崎の脇を固める主要キャストも吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ、大沢たかお、満島真之介と豪華なメンツがそろっている。脚本は原作の原氏も加わり2年かけて完成させ、大スケールのアクションシーンが見どころとなっているようだ。
ただ、人気漫画の実写化とあって原作ファンからは実写化が失敗に終わってしまうのでは? と予想する声も多い。キャスティングに関しても、やはり主演の山崎が人気漫画の実写作品に多く出演していることもあって、「また山崎か?」といった恒例のツッコミが上がっている。
ただ、そんな山崎以上に原作ファンからツッコミが殺到したキャスティングがあるようだ。
「キャスティングに関してはツッコミどころも多いですが、信もあこがれる伝説の代将軍・王騎を大沢が演じるということに違和感を覚える原作ファンが特に目立っています。このキャラクターはカリスマ性抜群で、同作でトップクラスの戦闘力を誇る大柄なキャラクターです。確かに大沢は脱いだら実はマッチョボディではありますが、キャラクターのイメージとはかなり異なりますからね。また、人気お笑い番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、『キングダム』を特集する回があり、平成ノブシコブシの吉村崇が王騎のコスプレを披露していましたが、そちらが、なかなかの完成度でしたから『まだ吉村の方がマシ』といった声も上がっているぐらいです」(エンタメ誌ライター)
しかし、撮影では王騎にふさわしい大物オーラを大沢が放っていたと絶賛されているという。とりあえずは公開を待ち、そのなりきり度を見たいところだ。
(田中康)