芸能

フランスでも人気沸騰「キングダム」翻訳家が手を焼いた「橋本環奈と長澤まさみの役どころ」

 69巻が発売され、累計部数9900万部を突破した原泰久原作の人気漫画「キングダム」実写化シリーズ第3弾が、7月28日に公開される。

 映画のタイトルは「キングダム 運命の炎」。物語のカギとなる役どころは、杏が演じる闇商人の女頭目・紫夏(しか)だ。漫画ではきっぱりとした物言いで、性格は男勝りながら、美しい女性として描かれている。

 その杏が自身のYouTubeチャンネル〈杏/anne TOKYO〉を更新し、この作品に言及。現在はフランス・パリ在住だが、日本の漫画はフランスでも大人気なのは知られた話。そこで杏が「キングダム」の翻訳を担当するレミ・ビュケ氏に、苦労を尋ねている。杏いわく、

「『キングダム』ではあるあるな話なんですけど、男性のフリをする女性のキャラクターが多い。例えば『俺』を使ってるのに、結局は女性だったとか。原先生はどういうつもりで性別を伏せていたのかを考えて…」

 橋本環奈が演じた軍師・河了貂(かりょうてん)は男性風のキャラながら、のちに女性だと分かる。フランス語では「IL(彼)」を途中から「Elle(彼女)」と変えたという。

 また、長澤まさみ演じる山の民の王・楊端和(ようたんわ)は仮面を被っており、まして「王」と自ら名乗ることで男性だと思わせて、こちらも女性だと判明。「reine(女王)」「roi(王)」といった単語を使用せずに「司る」という意味のフランス語で性別を伏せていたそうだ。

 ちなみに、杏が演じる紫夏は「キングダム」では珍しく、実在しないキャラクターである。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論