2018年3月まで放送されていたバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)に出演していた“おバカキャラ”のタレントが現在、大活躍していると評判になっている。
17年12月2日の同番組スペシャルにて行われた「抜き打ちテスト」企画で“ネバーエンディングバカ”の称号が与えられたタレントの重盛さと美は、ラップ歌手として大ブレイク。現在では“おバカキャラ”を完全に封印し、新型コロナウイルスの感染が広がる今の日常をラップで歌い上げ、動画の視聴回数は700万回を超えている。
また、13年に放送された「センターバカは誰だ?AKB48期末テスト」企画で“センターバカ”に選ばれた川栄李奈は、逆にそのキャラがブレイクにつながり、現在は女優へと転身。インスタで〈バカと言われていたことがプラスになることが多くて本当に感謝しています。人生は何がどう変わるか、何が転機になるか分からないから楽しいんですよね〉と番組への感謝をつづっている。
「川栄は元アイドルながら、演技力は本業の女優並みと言われています。現在は育児で一生懸命なところですが、映画やドラマにひっぱりだこで、先輩の前田敦子や大島優子以上の活躍を見せていますね」(芸能記者)
同じく同番組のテスト企画で“バカ世界新”の称号を受けた元プロ野球選手の元木大介氏は、2020年から読売ジャイアンツの一軍ヘッドコーチとして活躍。原監督もその手腕に大きな期待を寄せている。
かつて“おバカキャラ”だったはずの彼らが、実は“バカじゃなかった”ということが図らずも証明された形だが、当時から番組に“先見の明”があったということかもしれない。
(ケン高田)