女優の小芝風花と言えば、2014年に実写版「魔女の宅急便」で主人公のキキを演じたことでも知られる演技派。最新ドラマの「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系)では、主人公の明智探偵をサポートするヒロインの苺役を演じており、放送休止前の第6話では男装姿まで披露するなどコメディエンヌぶりを発揮している。
そんな小芝に対して最近、視聴者の間から<こんなに可愛かったっけ?>という驚きの声があがっているようだ。女優事情に詳しい芸能ライターがこう指摘する。
「オスカーの女優としては珍しく、小芝は“ゴリ押し”とは無縁の中で着実にキャリアを積み上げてきました。昨年1月期には連続ドラマ『トクサツガガガ』(NHK)のヒロインとして特撮もののヲタクをに演じてみせ、コメディエンヌとしての才能を開花。一方で7月のスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレビ朝日系)では、パーカーとドレッドヘアで決めた女性ラッパー風のキービジュアルが、アイドル顔負けの可愛さだと評判になっていたのです。かつてはきりっとした眉毛が特徴的な男の子っぽい顔つきというイメージでしたが、4月に23歳になったことで女っぽさも増しており、今や演技派の美人女優という確固たる評価を受けています」
昨年12月には先輩の河北麻友子からコスメブランド「CANMAKE」のイメージモデルを引き継いだほか、夏菜の後任となった「SMBCモビット」の新イメージキャラもお茶の間に浸透するなど、急速に知名度を拡大している。そして本業の女優でも評価は急上昇中だというのだ。
「所属するオスカーでは3月末に米倉涼子が独立し、4月にはモデルの長谷川潤も退社するなど先輩タレントが次々と離脱しています。ただ、残るタレントにとってはチャンスでもあり、その中でもデビュー9年目の小芝がグイグイと序列を上げているというのです。もとより演技力には定評があり、“ゴリ押し”とは無縁だったこともあって現場での受けはかなり良好。常に笑顔を絶やさない親しみやすさは現場でもお茶の間でも好感されており、いずれはオスカーの屋台骨を背負って立つ看板女優になる可能性も秘めているのです」(前出・芸能ライター)
評価の高い笑顔と真面目さは小中学生の時に打ち込んでいたフィギュアスケートで培われたという。そんな小芝がこれまで積み上げてきた女優人生のすべてを、発売中のグラビア誌「アサ芸Secret! Vol.64」に掲載されている特集でつまびらかに検証。ドラマ「美食探偵」の放送が再開する前に、彼女の美味な女優人生を徹底試食しておきたいものだ。