2018年1月期に放送の「ホリデイラブ」(テレビ朝日系)で演じた、何をしでかすかわからない、あざとかわいい不貞妻の里奈をエキセントリックに演じて大注目を浴びた松本まりか。今やドラマに出演すると何をしてくれるのかと期待する視聴者も多いのではないだろうか。
そんな松本が5月29日深夜放送の「捨ててよ、安達さん。」(テレビ東京系)第7話では、本人役で主役の安達祐実を演技で食う瞬間を見せてくれた。
松本が演じたのは「ハードカバーの単行本のヨウコ」。安達さん(安達)が愛読している小池真理子の恋愛小説「狂王の庭」の登場人物の1人で、この本を単行本と文庫本の2冊所有している安達さんに「どちらかを捨ててほしい」と詰め寄るのだ。ヨウコは登場するなり「あの子を捨ててちょうだい!」と安達さんを上から目線で威圧。文庫本のミヤを演じる徳永えりと「文庫本とは格が違うの!」「はぁ? 格? ちゃんちゃらおかしい」などと“単行本vs文庫本”のバトルを繰り広げたのだ。
「ネット上には『第7話は演技バトルの応酬で見どころしかない』『松本と徳永のバトルに安達が飲み込まれてる』『松本と徳永が安達祐実を潰しにかかってる感じ』といった声が相次ぎました。ストーリーとしては、安達が松本と徳永からの圧に負けるというものだったのですが、一部の視聴者からは『これは単行本と文庫本の役にかこつけた主役の安達と脇役2人の演技勝負だわ』『松本と徳永からあふれ出る役以上の圧と熱』『松本と徳永に比べると安達の演技力に疑問が』『3人の中でいちばん圧が強かったのは松本』『松本まりか、高飛車キャラもいい!』『勝とうとする松本のパワーが画面を支配』など、松本の健闘を称える声が多数あがりました」(テレビ誌ライター)
5月31日深夜には松本を現在の位置に押し上げるきっかけとなった「ホリデイラブ」第1話が再放送されたため、
「5月末に来た“松本まりか祭り”と喜んだファンもいたようです」(前出・テレビ誌ライター)
松本が出演する4月期放送予定だった「竜の道」(フジテレビ系)に期待したい。