上げた動画をきっかけに思わぬ炎上騒ぎになったり、評判を下げたり‥‥。美女たちのネットトラブルは止まらない!
「仕事が減っているこのご時世なので所属タレントをYouTuberとして稼がせたいが、管理が行き届かないと怖い‥‥という苦悶の声をよく聞くようになりました」
そう語るのは、ネットニュース編集者だ。芸能事務所や関係者からネット炎上に関する相談が次々と舞い込んでいるのだという。
「坂口杏里(29)が好例ですよ。彼女は元カレであるバイきんぐ・小峠英二と交際中のエピソードや、芸能界の裏話を次々と暴露する動画を配信して、コメント欄はいつも大荒れ。こんなことを所属タレントにやられたら、たまったもんじゃない」
現在はキャバ嬢として復職したこともあり、坂口の更新は停滞気味だが、その後を追う新たなお騒がせ芸能人が大炎上の活躍を見せていた。横山氏が指摘する。
「今、炎上芸能人として文字どおりアツいのは、加藤紗里(29)です。第一子出産の模様をYouTubeで生配信しようとするわ、その子の名前を動画ノリで命名しようとするわ‥‥と槍玉に。コメント欄は『母親としての自覚に欠ける』といった非難の言葉であふれ、アメリカでの人種差別デモ暴動のごとき大惨事となっています」
見切り離婚でシングルマザーとなり、出産直前にもお泊まり報道が出てしまうなど、奔放を絵に描いたような加藤だが、世間に叩かれるのも、逆用すれば視聴数稼ぎの立派なテクニックとなるのだ。
「加藤はインスタグラムでも、アベノマスクをブラジャーにした姿を投稿して炎上していますが、こういった時事ネタ+不謹慎で注目を集めるやり方は、悪ノリ系YouTuberの手口とまったく同じです。叩かれても投稿のペースを緩めないメンタルの強さもあるので、今後もトンデモ育児で大火事にという展開が期待できそうです」(横山氏)
天然の炎上キャラならしかたないが、YouTuberになったことでそれまでのイメージが損なわれ、本業に支障が出そうな芸能人も出始めている。その危険域に到達しそうなのが、夏菜(31)と仲里依紗(30)だ。
「夏菜は去年の5月という比較的早い段階でYouTuberとしての活動を開始。映画『GANTZ』(11年)で見せたヌードの舞台裏を語った動画で、272万回再生を超えるなど幸先のいいスタートを切りました。ところが、そこからは再生回数は鳴かず飛ばずです」(横山氏)
テコ入れで「恋愛相談」「激辛フード食レポ」「ゲーム実況」という鉄板企画に挑むも、成果はイマイチ。
「その理由はトーク力の決定的な不足です。他の芸能人YouTuberのようにエッジの効いたトークができれば、緩い企画でもまとまるのでしょうが‥‥。自由にやれることが災いして、タレントとしてのポテンシャルの低さを露呈してしまった印象です」(横山氏)
一方、仲はマネージメント側も困るのではないかと思われるギリギリの動画をバンバン公開。しかも、本家YouTuber顔負けの内容で、思わぬ才能を発揮しているのだ。
「ドラマなどでは、強気な女役のイメージが強い彼女だが、素の彼女のしゃべり方は、頭の弱いギャル口調。『上京した理由は黒ギャルになるため』と熱弁する動画も、一筋縄ではいきません。ヤマンバメイクを実演、その姿のまま自分で考えた奇っ怪なパラパラダンスを披露していました。他の動画も『寝落ち寸前の生あくびを公開』『サウナスーツを着て半身浴』など、日本アカデミー賞女優の面影は微塵も感じられないほど独特すぎるものばかり。『このままでは、コロナ終息後に女優業に戻れないのでは』などと心配されています」(横山氏)
オンナとしても脂が乗った両女優だけに、本業での活躍も期待したいのだが。