モデルの道端アンジェリカが6月15日、自身のインスタグラムに動画を投稿。昨年10月に恐喝の疑いで書類送検された“美人局疑惑”について不起訴になった経緯を説明、騒動を謝罪するとともに、事務所から独立して活動を再開することを報告した。
動画の中で、白いTシャツとデニム姿というラフな格好でビーチをバックに座った道端は、「活動を再開するにあたって今の気持ちを伝えたい」と語り、恐喝容疑で書類送検されたものの、映像など出せるデータをすべて提出して捜査に全面協力した結果、「東京地検が不起訴とし、事件がなかったことを認めていただいた」と報告。「関係者のみなさまには多大なるご迷惑をおかけし、ファンのみなさまにはご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げたいと思います」と謝罪し、続けて「今回のことを真摯に受け止め、一人の女性として母として、そしてモデルとして再スタートを切りたいと思います」と宣言した。
「周知のとおり、昨年10月、飲食店経営の道端の夫が、知人男性への恐喝容疑で警視庁に逮捕(その後、不起訴)。そして、事件の発端となった8月に、被害者の知人男性と道端が夫の経営する飲食店でイチャついていたことが判明し、翌日の恐喝の現場にも同席していたことから、“美人局疑惑”が報じられ、夫との共謀を疑われた道端は警視庁に恐喝容疑で書類送検されたものの嫌疑不十分で不起訴となりましたが、芸能活動の休業に追い込まれたんです」(芸能記者)
活動再開を宣言した今回の動画では最後に、それまで神妙な顔から、笑顔になって「モデルである私にとって大切で大きなチャレンジが一つ決まっておりますので、もう少しでお知らせできると思います。楽しみにしていてください」とファンに呼びかけていた。また、15日に報じられたスポーツ紙でのインタビューでは、夫とは協議離婚に入っており、1歳11カ月の長男については「シングルマザーとして頑張ります」と語り、また復帰にあたって出版社から依頼があったと明かしていた。
「どうやらそうした近況を考え合わせると、動画で公表した“チャレンジ”というのは、育児本などの出版物ではないかと思われます。ただ、今回の動画には《インスタみたら、最後にちゃっかり宣伝してて反省の色ゼロ》《結局宣伝とは、うさんくさすぎ》といった厳しい声があふれる事態となってしまいました。シングルマザーとしていち早く芸能界に復帰したい気持ちがあったのでしょうが、今回の動画は復帰の報告と謝罪だけにとどめておけばよかったのかもしれません」(前出・芸能記者)
復帰への焦りが、思わぬ勇み足を招いてしまったか。
(多部順)