これが日本中に名前を知られる人気者の実力なのか。6月23日に初の動画を公開した手越祐也のYouTubeチャンネルが、わずか6日で動画広告が掲載される「収益化」に成功していたことがわかった。
ジャニーズ事務所を退所してから初の記者会見となった6月23日には、自身の「手越祐也チャンネル」にて会見の模様を生中継。その2日後には会見の舞台裏動画を公開するという手際の良さで世間を驚かせていた。そして6月29日に公開された3本目の動画では、さっそく収益化が実現していたというのである。
「3本目の動画を観ようとすると動画広告が再生され、早くも収益化が承認されていることがわかりました。収益化にはチャンネル登録者数1000人、総再生時間4000時間という高いハードルがありますが、手越は登録者数79万人、総再生時間は数百年という驚異的な数字であっさりとクリア。しかもグーグルが公開しているヘルプでは収益化の審査には1カ月程度を要すると説明されていますが、土日を挟んでたったの6日間で承認されたのです。最短でも申請から承認まで1週間と言われる中、手越の場合は『初動画から6日間』ですから、もはや日本新記録かもしれません」(ネット系ライター)
そんな手越が公開した3本目の動画は、「好きなことで、生きていく『手越祐也』」というタイトルからして刺激的だというのである。
「このタイトルは、2014年にYouTubeジャパンが展開した『好きなことで、生きていく』というキャンペーンから拝借したもの。当時はまだYouTuberという仕事が世間にあまり浸透しておらず、HIKAKINやはじめしゃちょーといった初期から活躍する人気者を起用しての広告が展開されたのです。大都市の主要駅にはHIKAKINらのポスターも掲出され、世間にYouTuberというものを認識させる大きな契機となりました。そして手越が今、YouTubeにて最大級のインパクトを残している姿は、ジャニーズ事務所を退所して独立しても、“好きなことで、生きていける”ことを如実に表しているのではないでしょうか。この挑戦的なタイトルには手越の決意と自信が込められているように感じずにはいられません」(前出・ネット系ライター)
今では800万人超の登録者を抱えるはじめしゃちょーも、2014年の広告出演時には100万人をやっと超えたところだった。その成長ぶりを手越がトレースできるなら、現在の8倍となる600万人超の登録者数を誇るトップYouTuberに君臨することもできるのかもしれない。
(金田麻有)