俳優の西村まさ彦が、25年間連れ添った元劇団員の夫人と離婚していたことが先日、報じられた。6月に入り調停が成立したという。
西村は劇団員だった20代の時に夫人と出会い、1995年に結婚。まもなく長男をもうけたが、ここ10年は別居しており、子どもも成人していることから、今年12月に還暦を迎える前の“卒婚”となった。
スポーツ紙の報道によると、西村は不器用なほど役にのめり込みすぎるタイプで、芝居を抱えている時は周囲とほとんど口をきかなくなるそうで、コミュニケーション不足が原因で夫婦関係にも亀裂が入ったらしい。
そんな西村は劇団員時代から「西村雅彦」の本名で活動していたが、2017年5月に現在の芸名に改名。実は、このときもコミュニケーション不足で一騒動あった。
「事前に関係者に改名の連絡がなかったため、当時、公開直前だった映画のスタッフがクレジットの変更で大混乱したんです」とは芸能ライター。
「彼は意外とトラブルが多く、1994年スタートの『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)でブレイクすると、それまで所属していた事務所から独立し、深い仲にあると言われた女性を社長にして個人事務所を設立。同時に“育ての親”ともいわれた脚本家の三谷幸喜氏との不仲説が浮上。その後、人気女優との不貞騒動もありました」
改名の頃はすでに“干されている”とも言われていたが、現在、放送を中断しているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己演じる明智光秀の叔父・明智光安を好演している。6月30日発売の女性自身では、乳がんを患っていた元妻との離婚は円満ではなかったという元妻の知人の告白を紹介しており、またもトラブルめいた報じられ方もされているが、夫婦には周囲から理解しにくい事情もあるのかもしれず、何とも言えないところ。仕事には一層力を入れていただきたい。
(鈴木十朗)