今春に大阪の元クラブホステスとの不貞を「週刊文春」に報じられた渡辺謙が先月に謝罪会見を行った。
当初、渡辺が所属する芸能事務所「ケイダッシュ」サイドは早期の会見をマスコミ各社に約束することで、渡辺に対する直撃取材や後追い取材を防いできた。
そしてようやく、報道から約5カ月を経ての謝罪会見開催となったわけだが、その舞台裏ではさまざまな工作が行われていたという。
「所属事務所サイドは、松居一代と船越英一郎との離婚騒動に世間の注目が集まるタイミングをチャンスと見て会見を行ったわけですが、当日は週刊誌や夕刊紙の稼働が少ない土曜日。しかも、3連休がスタートする初日で、当日はプロ野球のオールスター戦やサッカーでも注目度の高い試合が行われており、スポーツ紙が芸能ネタを大きく扱わない絶妙なタイミングをピンポイントで狙ったフシがありますね」(民放テレビ局情報番組スタッフ)
実際、渡辺の不貞騒動は他のニュースの“恩恵”もあってあまり注目を集めず、世間的にはだいぶ風化した観もあるが、その一方でまだまだ前途は多難だという。
「会見では渡辺さんもハッキリとは口にしていませんでしたが、実際には妻の南果歩さんからはいまだに許しを得ておらず、別居状態ですからね。8月3日発売の女性セブンでは、渡辺が『ああ離婚してぇ…』と漏らしたとも報じられています。いずれにせよ、夫婦関係は冷え切っていることは間違いないでしょう」(前出・番組スタッフ)
はたして、俳優・渡辺謙としては完全復活できるのだろうか──。
(しおさわ かつつね)