第2話の平均視聴率が6.3%だった、吉川晃司主演のドラマ「探偵・由利麟太郎」(フジテレビ系)。同ドラマは金田一耕助シリーズなどで知られる作家・横溝正史の長編小説が原作で、京都を舞台に探偵(吉川晃司)とミステリー作家志望の助手(志尊淳)が数々の難事件に挑む。
「ドラマ開始前には、吉川と志尊のコンビということで、テレビ関係者の間でも話題になっていましたが、フタを開けてみれば初回の平均視聴率は9.6%と二桁に届きませんでした。第2話ではさらに下降したことで、はやくも“失敗”の声が漏れ聞こえてきます。確かに2人のビジュアルは最高なのですが、ストーリーに不満を抱く人が多いようですね。ミステリーなのに“謎解き”する楽しみが欠けているのも理由のようです」(エンタメ誌記者)
ネット上では「初回で第2話は観るのやめた。吉川のファンしか興味ないのでは」「そもそも横溝正史の世界観を現代に持ち込むのは難しい。結局、吉川のカッコよさを見せるしかないドラマ」「脚本が雑では。第1話の犯人役の女優さんが重症を負ったのに、次の場面ではもう家にいて吹いた」「キャストがもったいない。楽しみにしていたけど、脚本がひどくて話の流れに引き込まれない」など、主に脚本の出来の悪さを指摘する声が多いようだ。
一部の口さがないネット民は「しょせんフジテレビのドラマ。話題性だけ」とにべもない。すでに同ドラマはクランクアップずみで、制作の関西テレビとしては推移を見守るしかないのかもしれないが、今のままでは、吉川晃司と志尊淳の“無駄使い”と言われてもしかたない!?
(ケン高田)