昨年7月に欅坂46から卒業した長濱ねるが、ドキュメンタリー番組「セブンルール」(フジテレビ系)に登場したのは7月7日。長濱はこれが約1年ぶりのメディア出演となった。
この長濱の復帰が偶然にも7月7日の七夕の日に起きたこともあって、ファンからは「七夕に会えるって奇跡かよ」「七夕の夜に織姫が舞い降りた」「ちょうど短冊に『ねるちゃんに会いたい』って書こうとしてたとこだったよ」など、七夕に重ねて喜びを表現するコメントが目立っている。
長濱の復帰はファン界隈からは”七夕の奇跡”とも例えられているが、いいことばかりが七夕に起きるとは限らない。
実際、10年以上の時が経つも”七夕の悲劇”として語り継がれ、アイドル界最大のショッキングな出来事としてアイドルファン界隈で広く浸透した事件が起きたのも七夕の日だった。
「その衝撃事件を起こしたのが元モーニング娘。飯田圭織です。飯田は07年7月6日にロックバンド『7HOUSE』の元ボーカル・ケンジとの結婚を発表し、翌7日に入籍しています。04年にモー娘。を卒業していましたから、何の問題もないといえばそうなのですが、飯田の場合はその入籍日にファンとのバスツアーを敢行しており、バスツアーを楽しみにしていたファンとしてはバスツアー前日に結婚の事実を知らされ、絶望のドン底に突き落とされたような感覚になったと言われています。そのバスツアーでガイドさんが『七夕は一年に一度織姫様と彦星が会える日なんです』『ファンのみなさんも飯田さんに会えて良かったですね』などといった発言をしたところ、車内は泣き出すファンばかりだったという逸話も残っています」(アイドル誌ライター)
飯田の地獄のバスツアーはコトあるごとにネット上でネタにされ、散々掘り返されていることから、アイドルファンとしては当然の知識だろう。
とりあえずは今年の七夕はアイドルファンにとっては嬉しい1日となってなによりだ。
(田中康)