7月22日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)が、“やりすぎ”だと、批判が収まらない。
この日の放送では、“異常な我慢強さ”の持ち主とされる安田大サーカスの団長安田と、オードリーの春日俊彰が対決する“団長VS春日 我慢頂上決戦”という企画を実施。50℃を超えるという熱湯風呂に団長安田が入るも、約3分で我慢の限界を迎え飛び出した。
「かつてバラエティ番組のガマン企画では定番だった“熱湯風呂”ですが、令和になったいま、まさかガチで放送するとは思っても見なかったですね。団長は番組出演に爪痕を残すために3分もガマンしましたが、氷で冷やした後でも両脇の周囲がまばら模様で真っ赤に変色し、火傷のようになっていました。放送では“メディカルチェックの結果 肌に問題なし”とのテロップが入りましたが、どう見ても問題ないようには見えませんでした。スタジオのダウンタウン松本人志も、さすがに無言でドン引きしていましたね」(エンタメ誌記者)
同番組は同じ安田大サーカスのクロちゃんが美男美女たちと共同生活を送る企画「モンスターハウス」が人気だったが、“台本のないリアリティーショー”を謳うのは出演者から自死者が出た「テラスハウス」と全く同じ。バッチリと計算されたカメラワークに“ヤラセ”疑惑が浮上したこともあるが、今回は完全にリアルだ。
団長安田は赤く腫れ上がった肌となったにも関わらず「出川さんに褒めて頂きました!!こんなの初めて観たよーって写メ撮って頂きました!!男の勲章です!!」などと笑って流したが、芸人が番組で身体を張るのはむしろ当然の話ではあるものの、決して視聴率のために怪我をしていいわけではない。
制作側はいったい、出演者のことをどう考えているのだろうか…。(ケン高田)