ベテラン芸人の千鳥・大悟が、みずからの冠番組で恥ずかしすぎる姿を露呈してしまったようだ。9月1日放送の「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」(フジテレビ系)には若手女優の奈緒がゲスト出演し、週に7~8食も食べることがあるというカレー好きを告白。そこで番組では「カレー人狼」ゲームを開催することになった。出演者全員が同じ見た目のカレーを食べ、誰が激辛カレーを食べたのかを当てるというもの。そして事件はこのゲームで起こったというのである。
同ゲームで博多華丸は「うまか!」と言いつつ少し涙目に。辛いのが苦手という千鳥・ノブは「おいしいね」という言葉とは裏腹にすぐさま飲むヨーグルトを口にしていた。そして大悟は平静を装いつつも額が汗でビッショリ。注目の奈緒はカレーを口に入れてから4秒後に「おいしい」と満面の笑みを浮かべた。最後の博多大吉は「まろやか」と余裕の表情を見せていた。
「いざカレー人狼探しが始まると、大悟は『カレーやからワシも汗は出る』とポツリ。この発言が怪しまれ、他の4人全員が大悟が人狼だと予想しました。そして大悟本人も『ボクが食べたカレーは激辛です!』と正体を明かした…はずだったのですが、ここで番組スタッフがザワザワしはじめ、しまいには『たぶん違うんです』と指摘。現場はすっかり混乱してしまい、確認のためにあらためて大悟が激辛カレーを食することになったのです」(テレビ誌ライター)
すると大悟は「うぐわー、全然違う!」と絶叫。「ごめんごめん、わしカレー人狼じゃない」と、前言を撤回だ。ここで奈緒がおずおずと手を挙げ、本当のカレー人狼は自分だとカミングアウト。つまり大悟は普通の1倍カレーに相当な辛さを感じていたというのである。
「大悟のカレー人狼宣言を見た瞬間、奈緒は『えっ、これより辛いの?』と驚いていたのだとか。それでも大悟に向けて笑顔で拍手を送っていた姿に、『ここ5~6年のテレビでいちばん恥ずかしい』と大悟は反省しきりでした。そして自らの振る舞いについて『若手女優の出どころを取りに行った芸人』と、不甲斐なさを戒めていたのです」(前出・テレビ誌ライター)
芸歴20年の大悟さえも見事にダマしてみせた奈緒。コロナ禍の今年でさえすでに10本ものドラマに出演しているという売れっ子ぶりにも納得というものだろう。
(金田麻有)