女優で歌手でもある上白石萌音のニューアルバム「note」が8月26日にリリースされ、9月6日付のbillboard JAPAN総合アルバムチャート「HOT ALBUMS」で初登場ながら総合3位にチャートイン。女優以外にも、なかなかに華麗ともいうべきキャリアを持つ「歌手」としてもブレイクのきっかけをつかんでいる。
「2014年公開の映画『舞妓はレディ』で歌とダンスを披露している上白石は、2016年のカバーアルバム『chouchou』を始め、オリジナルアルバム『and…』(17年)、『i』(19年)をリリース。今回のアルバムでは、『RADWIMPS』の野田洋次郎や『いきものがかり』の水野良樹たち人気アーティストが楽曲を提供するなど、リリース前から話題を集めていました」(芸能ライター)
8月23日にはドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)、リリース日には「2020FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ系)にも出演するなど、音楽活動にも力を入れている上白石だが、今回のブレイクはやはり、あのドラマがきっかけのようだ。
「今年1月期に主演を務めたドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の最終回で平均視聴率15.4%を記録。佐藤健との名コンビぶりに多くの視聴者が魅了されました。今後は『恋つづ』のスペシャルはもちろん、GP帯で別の主演ドラマの企画も進行中とのこと。今や視聴率の獲れる主演女優の1人として引っ張りだこのようです」(女性誌記者)
ドラマ「恋つづ」は、2019年度ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞。さらにオリコン2020年上半期ブレイク女優ランキング第1位に輝き、今、ノリにのっている上白石。音楽界にも、さわやかな風を吹かせることだろう。
(窪田史朗)