坂上忍が司会を務める9月30日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、同番組に28日から新加入した伊藤利尋アナがさっそく称賛を浴びる舵取りぶりを見せている。
この日の番組では、法律違反の薬物により逮捕、起訴された俳優の伊勢谷友介被告のニュースを取り上げ、スタジオでゲストを交え議論が展開された。そんな中、おぎやはぎの小木が、伊勢谷被告が薬物の入手経路を明かさないことについて「やる気あんでしょうね、やっぱこれからもね」と発言。これに一瞬、微妙な空気が流れ、すかさず伊藤アナが「それはね、さすがにちょっと言いすぎと言いましょうか。憶測が過ぎると思います」とブレーキをかける一幕があったのだ。
「言ってしまえば、小木のコメントは大暴走。ネット上では《相変わらず適当な発言するな》と失笑の声が上がっていましたが、それ以上に見受けられたのが、伊藤アナの上手な仕切りぶりに対する《さすが!》との指摘です。伊藤アナは先ごろ卒業した『とくダネ!』でも、ボードを使った分かりやすいニュース解説とともに、司会の小倉智昭やコメンテーターの暴走発言をやんわりと収めるバランサーとして、視聴者の評価は非常に高かったようですからね」(テレビ誌記者)
一方、メイン司会の坂上にはこんな声が出ている。
「小木に対する切り替えしに、他のゲストと一緒になって窮した様子の坂上に、《辛口はいいけど瞬発力がないんだよな》《伊藤アナが有能すぎて本当に坂上がいらなくなった》《坂上、もう完全にお飾りだろ》といった酷評が相次ぎました。もともと坂上にはアンチが多いため仕方がないことですが、タレントと対等にトークを交わすことができる伊藤アナの存在感が大きく、坂上が少々食われ気味なのは気になるところ。伊藤アナのこと、その辺りも気にしながら進行しているのでしょうが…」(芸能ライター)
伊藤アナは苦労しそうだ。