今年6月にジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也が9月29日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップ。“芸能界の自死問題について”私見を述べた。
手越はデビューしてから現在までの芸能界を振り返り、「18、19年間ですごく変わった。今より全然、寛容だったんですよ、全てに対して」と語った。さらに、「芸能人は“人間の鑑”ではないと思っている。あくまでもパフォーマー」との考えを示し、「最近の芸能界は、『芸能人たるもの人間の鑑であれ』っていうのが強すぎると感じる。お互いが首を締め合っているというか、すごいネガティブな芸能界になったという印象」との思いを明かした。
この動画は10月2日午前の時点で再生回数約49万回となっているが、最近、手越のYouTubeチャンネルの再生回数が減ってきたともっぱらだ。
「退所会見動画の1000万回超えは別としても、当初はモーニングルーティン動画や新居のルームツアー動画も600万回再生を超えていました。しかし最近は9月24日にアップした『【緊急】山口達也さんの件で問い合わせが殺到しています』や人気YouTuberのヒカルとのコラボ(同23日)以外は、100万回台に乗らないことがほとんどです」(芸能ライター)
そうはいっても人気YouTuberであることには変わりはないが、今後の手越に何か新しい展開はないのか。そのあたりについて芸能記者・中西正男氏が1日放送の「おはよう朝日です」(ABC)で興味深い話をしていた。
中西氏によると、人脈が広いことで知られる手越は、中国版ツイッター「Weibo」の上層部とも親しく、それが中国での活動を展開する足掛かりになるとか。さらにレディー・ガガなどを手掛ける米国のプロデュース会社が、その点を有望視して手越に契約オファーをしているという。また現在、新しい曲を制作中で、来年に中国でライブツアーをやるとの話もあるとか。
中国でツアーとなれば、物販などでかなり儲かりそうな気がするが、国内だけでは限界という見方もできる。日本でもぜひポジティブに活動してもらいたいものだ。(鈴木十朗)