10月12日、登録者数15万人以上を誇る人気YouTuber・ルイボ透ティーが、全動画を削除した。同YouTuberは、女優の衣類を透けさせた動画を大量にアップしていたという。
「ルイボ透ティーは、人気女優による水着写真の色調を編集機能で変え、衣服が透けたように見える動画を大量にアップしていたYouTuberです。夏頃にチャンネルを開設して以降、爆発的に登録者数を増やしていたのですが、10月11日頃、現在投稿されている動画を全て削除すると自身のチャンネルで発表。最後の動画は、結婚を記念して、チューブトップ姿の石原さとみのバストを透かすという内容でした」(ネットライター)
他にも、広瀬すずのバスト部分を加工した動画は500万を超える再生数を記録するなど、今年、大きな注目を集めたルイボ透ティー。そんな彼の削除発表に対し、視聴者からは「私たちに『H』と『ERO』を与えてくれたあなたはHEROだ!」「100年後、あなたはエジソン、ドラえもんと並ぶ発明家としてその名を刻まれていることでしょう」「こうしてまた国民の知る権利が奪われるのか…」と、チャンネルに嘆く声が殺到している。
しかし一方で、ほとんどの動画が芸能人の肖像権を侵害しているため、削除は時間の問題だったという。
「ルイボ透ティーは今回、知名度が拡大し様々なネットニュースで取り上げられたことで、辞め時だと判断したとチャンネルで明かしています。そんな中、芸能人を使った違法系動画といえば最近、AIを使って艶系動画の人物の顔を芸能人とすり替えた“フェイク動画”を公開した男性が、名誉毀損と著作権法違反の疑いで逮捕されました。それらの状況から、仮にこのまま投稿し続けていたとしても、法的措置が取られていた可能性もあるでしょう」(前出・ネットライター)
だがYouTubeでは現在、ルイボ透ティーの影響なのか同じ手法の動画をアップするチャンネルが続出している。まだしばらくは、透け動画がネットで物議を醸しそうだ。