同時期にトップ女優がドラマに登場したNHKが揺れている。
片や広瀬すず主演で万全のスタートをした朝ドラ「なつぞら」は、連日20%超えを維持して好調を継続中。一方、東京五輪を来年に控えての開始となった大河ドラマ「いだてん」は、綾瀬はるかを投入しても視聴率が6月9日放送の第22回が、6.7%と大河史上最低の6%台まで急落!ジリ貧に喘いでいる。その大差の理由はズバリ「バスト」にあったと分析しているのが、6月18日発売の「アサヒ芸能」6月27日号である。スポーツ紙芸能デスクが言う。
「実は、『いだてん』が、大河ドラマ視聴率のワースト記録を更新するのは、これで2度目。4月28日放送の第15回では7.1%で、12年の『平清盛』の最低視聴率(7.3%)を塗り替えたばかり。また、今回、ワースト記録を更新した6月9日夜の同時帯には久保建英の日本代表デビュー戦があったとはいえ、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)は20.3%と初の20%大台へ数字を伸ばしています。どうやら今年の大河は、6月末の折り返し地点前で視聴者に見放されてしまった」
大河ファンの中心となる高齢者の興味は確実に「ポツンと―」へバトンタッチしてしまったようだ。では、なぜ激戦区の朝ドラの時間帯では、広瀬すずの躍進が続くのか。「地獄を見ている」綾瀬と「天国」さながらに絶好調の広瀬、2人の「双丘魅せ」戦略の全貌については、18日発売のアサヒ芸能で詳しくレポートしている。