9月26日に放送された「キングオブコント2020」(TBS系)でコンビ結成17年目にして悲願の優勝を果たしたジャルジャル。
審査員を務めたダウンタウン・松本人志も10月4日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)にゲスト出演した彼らに対し「プロのお笑いの人でジャルジャルを否定する人いないよね」と大絶賛。新作ネタを公開しているYouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー」のチャンネル登録者数は87万人を超え、ますます存在感を高めている。
そんなジャルジャルについて「今後はネタ番組だけでなくバラエティでMCを任されるケースも増えてくるはず」と語るのはテレビ関係者だ。続けてもらおう。
「17年秋まで7年間続いた『ジャルやるっ!』(関西テレビ)などでMCの腕は証明済み。彼らを使いたがっている在京キー局のプロデューサーは多く、全国区で冠番組を獲得するのも時間の問題でしょう」
さらに同関係者は「ジャルジャルの躍進とともに“副産物的”にオイシイ思いをする芸人も出てくるのは間違いない。その最たる候補と目されているのが『あの消えた芸人』なんです」と言う。
ジャルジャルのおかげでオイシイ目にあいそうな「消えた芸人」とは。
「かつて『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で共演していた三中元克です。めちゃイケ卒業以降、鳴かず飛ばずの三中ですが、今も福徳秀介と連絡を取り合っていて、各局ではジャルジャルとの『再会企画』が浮上している。年内に何度か共演の機会があると思いますよ」(前出・テレビ関係者)
三中にとって千載一遇の「ジャルジャル効果」であった。
(山倉卓)