太川陽介と女優の村井美樹が出演する「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」(テレビ東京系)の最新回が11月11日に放送されることが発表された。
これは太川率いるバスチームは路線バスのみ、村井がリーダーを務める鉄道チームは鉄道だけを利用して目的地を目指す旅企画。先に着いたチームが勝ちとなり、これまで5回行われバスチームの3勝2敗。毎回、接戦が繰り広げられ、早くもテレ東旅番組の人気シリーズになっている。
今回の旅は長野の松本城をスタートし、新潟の高田城を目指す旅。バスチームの4連勝となるのか、鉄道チームが成績をタイに戻すのか、熱い戦いになりそうだ。今回、有利なのはどちらなのだろうか。
「勝敗の鍵を握るのはチェックポイントです。両チームとも決められた場所を訪れないといけません。予告動画を見ると、長野県北安曇郡白馬村にある『白馬ジャンプ競技場』と、長野県飯山市の斑尾高原にある「ジップラインアドベンチャー斑尾高原』を訪れています。この2か所を訪れることを考えると、バス有利が見えてきます」(週刊誌記者)
白馬ジャンプ競技場の最寄り駅は大糸線の白馬駅。ジップラインアドベンチャーの最寄り駅は飯山線の飯山駅。鉄道で移動するには出発地点の松本駅に戻り、篠ノ井線に乗り換えて長野駅へ行き、そこから飯山線に乗り換えないといけない。遠回りになるのは確実だ。もしくは糸魚川を経由して北回りのルートになる。こちらも大幅な遠回りだ。
一方のバスは白馬から長野へ特急バスが出ているため、これを利用すれば一気に差をつけることが可能になる。
「白馬ジャンプ競技場は白馬駅から約3キロ、ジップラインアドベンチャーは飯山駅から約10キロとどちらも駅からそう遠くないのが鉄道チームにとってはありがたい。ゴールの高田城もえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの高田駅から徒歩20分程度。ここでタクシー代を使わず、白馬駅から長野駅への移動に使うのもありですね。国道406号線を通っていけば、1万円で長野駅近くまで行けるはずです。足りない分は歩く。すると大幅にショートカットできます」(前出・週刊誌記者)
もちろんチェックポイントが他にもあれば状況は変わってくる。ただ、どんなルートになっても両者が知恵をしぼった熱い戦いを繰り広げてくれることだろう。