蛭子能収が引退したため終了した「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)に代わり、太川陽介が新たに挑んでいる同局の旅番組「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」の最新回が4月8日に放送される。今回は群馬県の富岡製糸場から長野県の松本城を目指す旅。
この企画は太川がリーダーを務めるローカル路線バスチームと、女優の村井美樹が率いる鉄道チームが、それぞれバスと鉄道だけを利用して目的地を目指し、どちら先にたどり着くかを争う。
ローカル路線バスならお手の物の太川と、鉄道ファンとして知られる村井の手腕とハラのさぐりあいがおもしろいと評判で、すでに2回放送されている。
「ところが、その2回ともローカル路線バスチーム、つまり太川が負けているんですよ。長くローカル路線バス乗り継ぎの旅でリーダーを務めてきた彼にとってこれは屈辱的な結果でしょう。特に2回目は太川の判断ミスで負けています」(テレビ誌ライター)
それは、わたらせ渓谷鐵道の小中駅を目指して山中を歩いていた時のこと。近道を行こうとして道に迷い、1.2kmも余計に歩き時間をロスした。結果、迷わなければ乗れたはずのバスに間に合わず、30分後のバスに乗ることに。鉄道チームから遅れることわずか4分でゴールしたことを考えると、道に迷わなければ間違いなく勝っていたはず。太川の致命的なミスだった。
「それだけに太川は今回、かなり気合が入っているはずです。それに3連敗は絶対に避けたいでしょう。太川たちの後を継いでバス旅に挑戦している田中要次と羽田圭介は『3回連続で失敗したらクビ』というルールになっていますからね。太川も失敗が続けはクビがかかってくるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
バス旅の時から衰えがささやかれている太川陽介。かつてのような手腕を発揮して、初勝利を収めることができるのか。注目の戦いになりそうだ。