女優・永作博美(50)は、アイドルグループ「ribbon」の解散から26年、演技派女優として華麗に転身を遂げている。
2児の母として活躍するさまは働く女性層から支持を得る一方、和服を装えば「おやじキラー」と言われる艶やかさを放つ。そんな永作が、10月18日放送のバラエティ番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)にゲスト出演。すると、SNS上ではたちまち「奇跡の50歳」というワードがあふれかえった。スポーツ紙記者が話す。
「10月14日に50回目の誕生日を迎えたばかりの永作は、鮮やかなピンクのブラウス姿で登場。冒頭からMCの上田晋也が『永作さんって奇跡じゃない?ボクと同い年ですよね』と、マジで驚いていました。さらに『ドアップで撮ってあげて。こんなに半世紀もかわいいのは、ほかはキティちゃんくらいだからね』と、上田流のいじりも加わり、ツイッターで話題になりました」
永作がバラエティ番組に出演する機会は少ない。この時は現在公開中の映画「朝が来る」(キノフィルムズ)のプロモーションのためだった。映画ライターが話す。
「この作品は、辻村深月さんのベストセラー小説の映画化です。実の子供を持てず、養子を迎えることを決めた夫婦(永作と井浦新)と、産んだ子供を育てられなかった14歳の少女(蒔田彩珠)が『特別養子縁組』によってつながる─という、母2人の物語として構成されています。すでに第73回カンヌ国際映画祭の『オフィシャル・セレクション2020』に入選するなど、世界でも注目されていています」
09年に1歳年上の映像作家・内藤まろ氏と結婚した永作だが、写真誌記者が話す。
「出会いは、内藤氏が手掛け、永作が出演した月桂冠『つき』のCM。08年に同棲を始め、行きつけの鮨店に仲むつまじく通っていました。夏場には浴衣姿の永作と、足取りがおぼつかない内藤氏を店主が見送る姿を目撃しました」
無類の酒好きとして知られる永作の大好物は、日本酒。スポーツ紙デスクが明かす。
「20代の頃はそれこそ『らせん階段から転げ落ちた』『タクシーから降りる時に顔から落ちた』など、武勇伝を告白するほど。6年前には同じ事務所のタモリと酒談議で盛り上がっていました。博覧強記のタモリから『おいしい料理とうまい日本酒が合わない』とか『スコッチにソムリエがいない理由』などを上手に聞き出していましたね」
そして、酒談義で興奮させたのはタモリだけではなかった。さまざまなシーンで「おやじキラー」ぶりを発揮する永作博美の素顔を「週刊アサヒ芸能」11月19日号(11月10日発売)が報じている。