女優の米倉涼子が来年の10月期にドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に再び主演すると、11月10日発売の「女性自身」が報じた。
「ドクターX」は、昨年放送されたシーズン6の全話平均視聴率が18%を超えるテレビ朝日を代表する人気シリーズ。米倉は、作品に愛着はあるものの大門未知子のイメージがつきすぎることに難色を示し、今年4月の事務所独立をきっかけに降板を申し出たと報じられていた。
「現在出演中の『楽天モバイル』のCMが、インパクトはあるものの、『ラァクテンモバーイル!』と甲高い声の後に『日本のスマホ代は高すぎる!』と訴える米倉のキャラクターが思った以上に不評。ネット上には、『楽天モバイルのCMうるさい』『テレビ見るたびにうんざりする』といったクレームコメントが散見されます。米倉は前事務所時代に主演した舞台『シカゴ』の成功をきっかけに世界進出も目論んでいましたが、コロナ禍で頓挫してしまい個人事務所としては何らかの手立てを考えなければいけないタイミングに来ているのではないでしょうか」(女性誌記者)
さらに追い打ちをかけているのが、女優・木村文乃主演のドラマ「七人の秘書」(テレビ朝日系)の快進撃である。
「このドラマは、東都銀行常務秘書として働く望月千代(木村)が、裏では金や権力にまみれた支配者たちを成敗。理不尽だらけの日本社会を裏から変えていく“影の秘書軍団”の暗躍を描いた物語。初回に世帯平均視聴率13.8%と好発進を見せると、第2回13.7%、第3話13.4%と高視聴率をキープ。しかもこの作品は、『ドクターX』シリーズの生みの親である内山聖子プロデューサー、中園ミホ氏による脚本。もしこのドラマが当たったら、『ドクターX』の続編がなくなる可能性さえあります」(芸能ライター)
ここは社長・米倉涼子としても、思案のしどころなのかもしれない。
(窪田史朗)