顔や指紋のように、この世に全く同じバストトップは存在しない。その色や形はもちろん、大きさまで千差万別。それは女優とて同じこと。その尖端をマジマジと見ていくと、「性格」まで浮かび上がってくるのだ。
現在放送中のドラマ「危険なビーナス」(TBS系)でヒロインを演じる吉高由里子。各局が主演に据えたい人気女優のひとりだが、ブレイクの契機は08年公開の映画「蛇にピアス」(08年、ギャガ)での変則ベッド場面だった。
人体改造に興味を持つルイを演じた吉高は、ドSの彫師にタトゥーを入れられるたびに享楽プレイにハマッていく。「寝バック」体勢で何度も押し込まれるシーンは圧巻だった。が、何より注目されたのはバストトップ。蛇のように先が割れた舌で左側を執拗にペロペロされると、吉高の艶やかな吐息とともに右側までみるみる硬く大きくなるのが見て取れた。芸能ジャーナリストの沖直人氏によれば、「ボディは均斉がとれて」おり、脱いだ姿は「本当にキレイでした」とのこと。バストについては「決して大きくはない推定Bカップほどでしょうか」とし、それは想定内としながらも、バストトップは全体的に茶褐色で、「20歳前にしては色素が濃くないかと…」と指摘する。そのあとに脱がないのは、「この色がコンプレックスなのではと疑っています」とも。
だが、むしろ女として「褐色の尖端」は誇るべきポイントだとライターの尾谷幸憲氏が太鼓判を押す。尾谷氏によれば、「女体のメカニズム」から言うと茶褐色のバストトップは「女性ホルモンの分泌が強い証拠」なのだそうだ。
「母性的な面倒見のよさに加え、夜のほうでも能力が高いはずです」(尾谷氏)
一方、期待を裏切らないバストトップを見せた女優もいる。柳ゆり菜だ。それまでのグラビアでは水着で隠してきた84センチのEバストを映画「純平、考え直せ」(18年、アークエンタテインメント)で初披露したのだ。
「グラビアで想像していた色と大きさと寸分変わらない」バストトップだったと前出・沖氏は指摘したうえで、「ポピュラーな形と言われればそれまでですが」といいながらも、バストとの「バランスが最適」だったと称賛する。
しかも、ベッド場面のも実に“濃い”のだ。鉄砲玉を命じられたヤクザと偶然、知り合ったOL役の柳が一夜を過ごすのだが、ベッドの上で男の舌が柳の敏感なバストトップを舐め回す。ナメクジのような執拗さゆえか、アップで迫るカメラには唾液でテカる突起まで収まっていたのだ。
濃い情交シーンなら、杉本彩がピカイチだろう。映画「花と蛇」(04年、東映ビデオ)から始まる一連のシリーズで被虐のヒロインを演じ、ハードな責められシーンを連続でこなした。ド派手なシーンとは真逆に、豊かなバストの先はピンク色のバストトップが想像以上に控えめ。バストとその先端に一家言あるミュージシャンの掟ポルシェ氏が「陥没バストトップ」の魅力をこう力説する。
「吸い続けていると、尖端がニョキッと姿を現す。反応が目で見え、興奮します。『花と蛇』も、どの責めで反応するか、固唾を飲んで見守ったぐらいで…」
門脇麦も映画「愛の渦」(14年、クロックワークス)で、ハードなバストトップ情交を熱演。池松壮亮や柄本時生と情交しまくるパーティーで体を重ね、激しいアエギ声を発した。舐められこそしないが、指での尖端責めは池松のほうが執拗で…。
前出の沖氏は、地味だけど性的欲望が強い女子大生という難しい役どころを「みごとに演じきった」と称賛したうえで「着衣のシーンのほうが短いぐらいの作品だった」とし、そのためか、つい「小ぶりな」門脇のバストを「マジマジと鑑賞してしまいます」と話す。“輪っか”全体が盛り上がって、バストトップにいくほどにとがっているというこのバストは「円墳型」なのだという。それゆえ、池松の愛撫も尖端に向け、絞り上げるような舐め方になったのか。前出の尾谷氏は、「円墳型」に見えたのは、輪っかがバストより隆起しているためで、バストが小さいのではなくて「これは乳腺が発達している証拠なんです」と指摘する。
「将来、子供を産むとお乳がたくさん出ますし、良妻賢母になる人が多いです」(前出・尾谷氏)
ベッドシーンから女優の将来が透けて見えるようだ。