ダウンタウンの松本人志が、11月22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、毎年大みそか恒例のバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」特番にアンジャッシュ渡部建がゲスト出演するとの報道を受けて、「ルール違反も甚だしい」と不満を口にした。この番組は、出演者も誰がゲストで訪れるか知らされていない受け身のドッキリ企画であることから、「収録前にネットニュースで知らされるって。考えられない」と報道に対して不快感を露わにした。
それを受けて翌日の23日、みずからのYouTubeチャンネルで、渡部の「ガキ使」出演は禊(みそぎ)にならず、まずは会見ありきだろうと強く訴える人がいた。
2013年には著書本『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』を上梓しているエジプト出身の外国人タレント・フィフィだ。フィフィのYouTubeチャンネル〈フィフィ(FIFI)〉、11月23日に〈アンジャッシュ渡部さんの「ガキの使いで復帰報道」について…。復帰の仕方がおかしい!この問題は多目的トイレ不正使用。〉とタイトルがつけられた投稿回を観てみた。
この回で、フィフィは、不貞問題もそうだが、声を大にしたのは、渡部の場合、体調の悪い人、障害者、ベビーカーを押している人などが使用する多目的トイレを不貞に使ったことがモラル的に問題で嫌悪感を招いているということだった。この件以来、多目的トイレ使用の際には、例えば係のスタッフを呼び出して開けてもらうといった不便も生じている場合もあると語り、世間に与えた悪影響は大きいことから、記者会見なのか、番組の中でなのかはさて置き、世間への謝罪ありきだとフィフィは語った。
また、話題性を狙ってのことだろうが、「作る側と視る側の溝がますます広がっていくのではないでしょうか」とも番組スタッフに警鐘を鳴らしている。批判の声が殺到して、渡部出演部分がカット…なんて笑えない結末もありえるのかも…!?
(ユーチューブライター・所ひで)