複数女性との不貞問題で無期限活動自粛をしていたアンジャッシュの渡部建が、都内で謝罪会見を行ったのは去る12月13日。年末恒例の特番「ガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の「絶対に笑ってはいけないシリーズ」に出演したか否かに質問が及ぶと、渡部の歯切れは何とも悪すぎ、一方で、取材するレポーターにも「なぜマウントを取る?」「フルボッコ」「袋叩き」といった批判的な声がネットで散見され、後味の悪いものとなったのは周知の通り。
そんな会見で、大きなポイントの一つだったのは、体調の悪い人、障害者、ベビーカーを押している人などが使用する「多目的トイレ」を不貞に利用した点だった。
この点について、現役弁護士の岡野武志氏が、みずからのYouTubeチャンネル〈タケシ弁護士【岡野武志】〉の中で、その行為は、刑法罰に該当すると見解を述べていた。
12月4日に〈【渡部建】謝罪会見。〉としたうえで、〈テレビは言わない〉不貞騒動の〈3つの問題点〉とタイトルをつけて投稿した回の中で、使用される本来の目的を偽って入室していることから刑法第130条の「『建造物侵入罪』が問題になります」と岡野氏は述べているのだ。
コンビニを例にとった場合、買い物を目的として入店するのが本来の目的であり、強盗や店荒らしを目的とした場合には、自動ドアが開いて入店した時点で法律的には建造物侵入罪が成立すると岡野氏は解説。つまり、渡部の「多目的トイレ使用」は、モラルの観点のみならず、法律違反にも値すると指摘するのだ。
「ガキの使い」で渡部の登場する場面は、多目的トイレだったという情報を報じた一部メディアもあったが、タケシ弁護士によれば、多目的トイレ不貞は、ますます「笑えない」問題をはらんでいることになるが…。
(ユーチューブライター・所ひで)