TBSは11月20日、2020年の「SASUKE」を12月29日に放送すると発表した。同時に出場選手とゼッケン番号を公開。リストには復帰を目指してトレーニングを行っていた「ミスターSASUKE」こと山田勝己氏の名前があり、復帰が決定。SASUKEファンから喜びの声が上がっている。
「山田氏は12年の第28回を最後に引退。その後、10年、11年、17年と復帰を何度も復帰していますが、最近は『山田軍団・黒虎』を結成し、更新の育成に専念していました。ところが今年9月、自身のユーチューブチャンネルで復帰を宣言。トレーニングを積んでいました」(週刊誌記者)
SASUKEの厳しさを誰よりもよく知っているだけに山田氏自身も復帰には慎重で、「復帰できるのかまだわからない」とユーチューブでは話していた。それでも復帰できた場合を想定して、何度も行く手を阻まれ苦手にしている「そり立つ壁」の練習ステージを修復しトレーニング。本番に向けての準備は万端と考えてよさそうだ。
さらに今回、山田氏に加えてもう1人、奇跡の復帰を果たすレジェンドがいることが明らかになった。それは「SASUKEオールスターズ」の一員で「史上最強の漁師」と呼ばれた長野誠氏。長野氏は16年の第32回大会を最後に引退。以降は解説、応援としてSASUKEに参加していた。
「長野氏は山田氏とともに9月30日から行われた『SASUKEオールスターズ兵庫合宿』に参加していました。そのためもしや…という期待はありました。2人が復帰したことで、山本進悟氏、竹田敏浩氏とともに往年のSASUKEスターがそろうことになります。これは楽しみです」(前出・週刊誌記者)
長野氏はツイッターで復活した理由を〈コロナで落ち込んでる世の中を少しでも元気づける為に出場を決意!!〉と明かしている。公開された上半身の写真を見ると、相当鍛え上げられている様子。
「山田氏はゼッケン番号97で、長野氏は98と続いています。この番号は1stステージに挑む順番でもある。SASUKEはいっさい演出をしないことで知られていますが、唯一、ゼッケン番号だけは展開を予想して決めることになっている。つまり2人が続いていることは必ず意味があるはず。また、数字が大きいほど番組制作サイドが注目している証なので、97と98ははかなり期待していいでしょう」(前出・週刊誌記者)
今大会は復帰組に注目だ。きっと緑山で旋風を巻き起こしてくれるに違いない。